木古内町・江差線跡で「トロッコ鉄道」運行開始

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江差線廃線跡の線路にトロッコを走らせるイベント「木古内鶴岡せんろフェスタ」が27日(日)まで開催されています。津軽海峡線と江差線の運行終了、ならびに北海道新幹線と道南いさりび鉄道の開業を記念した企画で、道内の鉄道愛好家団体による実行委員会が運営しています。

運行されるのは、自転車と同じ方式で人力で進む「足こぎトロッコ」と、発動機で進むエンジントロッコの2種類。足こぎトロッコは500円(小学生以下250円)、エンジントロッコは700円(小学生以下400円)で乗車できます。
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▲2人乗り用の足こぎトロッコ

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▲きっぷ売り場は旧渡島鶴岡駅。国道228号線から道路標示にしたがって道道5号線に入り、そのまま道なりに進むと道道沿いにのぼりが立っているので、そこを左折してすぐ。
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▲きっぷを買うと、懐かしい日付印字機で日付を打ってくれます。
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▲国鉄を知る世代には懐かしい硬券きっぷで、わくわく感が一気に高まります。
2枚ありますが、手前の薄い色は乗車券、黄色っぽいのは急行券。足こぎトロッコは普通列車扱いなので乗車券のみで乗れますが、エンジントロッコに乗るには急行券が必要です。
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▲こちらがエンジントロッコ。函館からはるか遠く、道北の美深町からやってきました。
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▲エンジントロッコの乗車定員は、運転士1名を含めて7人。旧渡島鶴岡駅から北海道新幹線高架手前まで往復約2.2kmの乗車が楽しめます。
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▲トロッコに乗り込んで、いざ出発!まだ3月なので風はかなり冷たいですが、目線が線路に近いためなかなかの疾走感。大人が乗っても童心に帰って楽しめます。
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▲しばらく進むと、何やら鉄の枠のようなものを立てて行く手をさえぎる係員の姿が。これで終点かな?と思いきや……
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▲あっという間に鉄枠を道路に渡し、向こう側の線路とつなげてくれました。ここは廃線によって踏切が撤去された場所なので、この方法で分断された線路をつなげて走行するというわけです。
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▲さらに進み、新幹線の高架が見えてきたところで終点。線路に備え付けてある転車台でトロッコの向きを変え、復路の運行となります。
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▲この日は、青函トンネルを特急列車が運行する最後の日となった3月21日。運よく、もう二度と見られないスーパー白鳥の走行シーンを見ることができました。

足こぎトロッコは天候などの理由で運行されない場合があるとのことで、ちょうど乗車できませんでしたが、自分の力で進ませる楽しさもぜひ味わってみたいものです。

▼4月1日(金)以降について

4月1日(金)以降は、木古内町市街地の北海道新幹線高架付近から旧渡島鶴岡駅付近まで約1.6kmの線路を使用して足こぎトロッコの乗車体験ができる施設「道南トロッコ鉄道」として運営されます。営業日は11月初旬までの毎週金・土・日曜日と夏休み期間。
※エンジントロッコに乗れるのは27日(日)までです。
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▲27日(日)までのチラシ
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4月1日(金)以降のチラシ

木古内鶴岡せんろフェスタ・道南トロッコ鉄道公式サイト

近くに鉄道ファン必見の施設も

旧渡島鶴岡駅付近の道道5号線沿いにある木古内町郷土資料館「いかりん館」には、江差線(木古内~江差間)関連の鉄道用品・乗車券類などを展示したスペースがあります(入館無料)。鉄道マニアでなくとも「うわー懐かしい」と思わず言ってしまうような品々もあるので、ぜひお立ち寄りを。
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木古内町郷土資料館「いかりん館」公式情報

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。
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