「大手町ハウス」3/26営業再開、カフェからゴーフレット専門店に

【追記】このお店は2017年3月26日をもって閉店しました

ニチロビルの裏手あたりにある「函館大手町ハウス」が、バターゴーフレット専門店として3月26日(土)に再開されることとなりました。

店舗名は「BEURRE(ブール)函館本店」。七飯町大沼で観光牧場を運営する企業「どさんこミュゼ」が運営者となります。
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▲「BEURRE函館本店」のバターゴーフレット

同店のゴーフレットは、もっちりとした食感に焼き上げたブリオッシュ生地に、地元の食材や北海道ならではの季節食材を取り入れたバタークリームをはさみ込むスタイル。生地の材料である小麦粉・てんさい糖・バターも北海道産を使用するとのことです。

キャラメルコーティングしたクルミをメイプルのバタークリームに入れた「メイプルくるみ」、ほろ苦いコーヒーバタークリームにさくさくチョコレートが入った「カフェショコラ」、独特の甘酸っぱい味で道民にはなじみ深い「ハスカップ」などをラインナップ。8枚入り1,200円(税込)。
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▲ハスカップなど、北海道の食材を取り入れたバタークリームをはさんだゴーフレットを提供

その場でしか食べられない店舗限定品として、焼き立て生地にホイップクリームとメレンゲをはさんだ「フレッシュ」も販売されるとのこと(1枚200円)。飲み物は、オーガニックコーヒーやデトックスティー、ハーブティー、牛乳などを全品500円で提供します。
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▲焼き立てを味わう「フレッシュ」は1枚200円

函館大手町ハウスは、1918(大正7)年に浅野セメント函館営業所として建造。正面両脇の搭状の構造やアーチが連なる玄関など、函館でもあまり他に例を見ない独特の意匠が印象的です。
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▲函館大手町ハウス「BEURRE函館本店」外観

2003年に写真などを元に建築当時の姿に復元され、2005年には登録有形文化財の指定を受けました。一時期はカフェとして営業していましたが、ここ何年かは営業していなかったようです。営業形態は変わりますが、歴史的に価値ある建物が再び日の目を見ることとなります。

BEURRE函館本店

電話/0138-26-3383 ※3月26日より
営業時間/10:00~17:00(繁忙期は18:00まで)
定休日/火曜日
駐車場/なし
「BEURRE」Facebook

※改装を手がけた北斗市の澤田建設さんのサイトにも内部の写真などが掲載されています

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。