函館気象台は2016年4月24日、函館で「サクラの開花」を宣言しました。この日、五稜郭公園の中にある標準木で、開花宣言の基準となる「5~6輪以上の花が開いた状態」が観測されたとのこと。平年より6日早い宣言となりましたが、異常に早かった昨年よりは3日遅い日付となっています。
なお平年は、開花宣言の4日後に満開を観測しています。観測上の満開は「標準木で80%以上のつぼみが開いた状態」を指すため、感覚的に「すべての花が開ききった」と感じる状態よりは何日か前になります。
今後の天候の推移にもよるため一概には言えませんが、平年の例を当てはめると、今年の観測上の満開は28日頃になりそう。29日からの連休前半には、見事に咲きそろった桜が見られそうです。
▲24日(日)は暖かな陽気に誘われて、堀の周囲を散策する市民・観光客で終日にぎわった
▲早くもお花見ジンギスカンで盛り上がる団体も多数
▲桜が見られたことに大喜びして記念写真を撮影する外国人旅行者の姿も多く見られた
▲函館市内の中ではかなり開花の早い、五稜郭タワー向かいの「あじさい」前のソメイヨシノは早くもまさに満開
▲五稜郭タワーと桜を一緒に撮れる撮影スポット
▲少し電線が気になるが、ズームで撮るといかにも「春の函館に来ましたよ」という写真になるのでお勧め
写真はすべて4月24日撮影
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佐々木康弘
ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。

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