【2016/5/22開催終了】第25回ヒトハコ市 レビュー

この記事は、2016年5月22(日)に開催されたイベント「第25回ヒトハコ市」の写真付きレビューです。同イベントは、飲食店が入る複合施設「五稜郭ガーデン」を運営するまちづくり五稜郭が、起業家支援などを目的に月一回程度開催しているトライアルマーケット。今回は、外部からの出店者と五稜郭ガーデン内の店舗合わせて23店舗が参加しました。

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▲この日は、箱館五稜郭祭のパレードが行われる日。ヒトハコ市の会場となる五稜郭ガーデンは、パレードコースとなっている行啓通から1本裏にあるため、行啓通からのぼりやフライヤーなどで誘導を図っていた
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▲五稜郭ガーデン外観。ここにももちろんヒトハコ市ののぼりが立っている
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▲2階から会場全体を見下ろした景色。天気も良く、中央に並べられたテーブル席で飲食や歓談を楽しみつつ留まっているお客さんが多い

▼フードいろいろ

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▲まずは五稜郭ガーデン内の店舗から紹介。5月1日から期間限定オープンした、まちづくり五稜郭直営のジンギスカン店。日中は生ラムの陶板焼き定食を800円で提供している。ソフトドリンク付きでこのお値段はなかなかお得
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▲野菜もお肉もたっぷり。お肉は薄切りで食べやすく、とっても柔らか。味付けもちょうどよい。夜は普通に自分で焼くスタイルのジンギスカン1人前+飲み放題90分で2,800円で提供(19:30ラストオーダー)

ハゴラボさんの投稿 2016年5月12日

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▲ハワイアンのお店「うぃんどはなれぃむーん」は、ガーリックシュリンプや物販、整体などを提供
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▲ビーフシチューにエビにホタテと豪華な内容
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▲椴法華の網元直送の魚介類を提供する「Fresh Deris Cafe Todo’s」。旬の甘エビとイクラをたっぷり載せた海鮮丼を500円で販売
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▲「地中海バル リーガ」。ワインに合うフードやおつまみが豊富
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▲熱々の大玉たこ焼きがいただける「大阪やき三太」
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▲外部出店の「ずんだ屋五城楼」(イベント限定店舗)。仙台から取り寄せた「だだちゃ豆入りずんだ餡」使用のずんだ餅が食べられる。ポスターのイラストは、ずんだ餅を広める活動をしているキャラクター「東北ずん子」。ポスターを指しているのは、函館山(臥牛山)にちなんだオリジナルキャラクター「函南(かんなみ)ぺこ」
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▲「焼肉物語 牛若」。おいしそうなお肉料理を提供していたが胃のキャパシティ的な問題により食べられなかった……

▼物販・その他

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▲こちらのブースには、耳つぼマッサージ・耳つぼジュエリーの店と、もみほぐしの店が出店
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▲少し広めのブースには雑貨などのお店が集まっていた
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▲澤村造材部「WOODSELECT」。木のおもちゃや実用品などを販売。ふすまを再現した名刺入れなど、職人技が感じられるものばかり
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▲こちらも澤村造材部「WOODSELECT」で扱っていた商品。懐かしい黒板消しのミニチュアがスマートフォンの画面クリーナーになっている
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▲四稜郭ファーム坂爪農園の野菜販売。青々とした葉物野菜の中で、ひときわ存在感を放つイチゴ
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▲五稜郭ガーデン内にはNCVのサテライトスタジオがあり、店内と店舗外壁の大型ビジョンで五稜郭祭の生中継を放映していた
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▲NCVキャラクター「チャネルヒカリ」の名刺とシールを配布。名刺には「こう見えてもウサギです」と書かれていた
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▲ウサギです(真顔) ※チャネルヒカリの写真のみ2015年9月撮影

【寸評】屋外イベントに適した季節になり、この会場の良さが活かされるようになった。今回は五稜郭祭の中継を放映していたので仕方がないと思うが、「演奏などのステージがあればもっとくつろげる」との声も聞かれたので、検討していただきたい。

今回、初の試みとして出店料を無料にしたとのことだが、「お金を払ってでも出店したい」「絶対に元を取って帰りたい」という意欲がある店が集まっているほうが、出店者の質が担保されるような印象を受けた。マーケットイベントはどれだけ魅力的な店が集まっているかが肝なので、難しい面もあるとは思うが今後に期待したい。

五稜郭祭からの誘客については、行啓通にスタッフを配置してチラシを配布しつつ呼び込みができれば、もう少し伸びたのではないかと思われた。来年はぜひ。

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。