【番外編】地魚たっぷり! 八戸ブイヤベース特別賞味会レポ

青森県八戸市で開催されている冬の食イベント「八戸ブイヤベースフェスタ」の広報の一環として、1月18日(水)に函館市内で報道各社などを対象とした八戸ブイヤベースの特別賞味会が開催されました。函館イベント情報局もお招きいただいたので、しっかりと広報をさせていただきます。

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八戸ブイヤベースとは、簡単に言うと八戸の魚介類で作ったブイヤベースのこと。水産品の価値向上の取り組みの中から生まれたもので、八戸港に水揚げされた魚介類を最低4種類以上使うことと、「一皿で二度おいしい」工夫をすることの2点が統一ルールとして定められています。

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毎年2月から3月にかけて「ブイヤベースフェスタ」が開催され、期間中は参加店がそれぞれに特徴を打ち出した八戸ブイヤベースを提供します。2016年は開催期間中に9,500食が実食され、今年は17店舗が参加することになっています。

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この日の特別賞味会では、函館産の魚介を使ったスペシャル版が提供されました。入った魚介類は、タラ・カジカ・ゴッコ・ドンコ・カスペ・ホタテ・アサリの6種類。スープはクリガニとブリをベースにしたとのこと。

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目にも麗しく盛り付けされた「八戸ブイヤベース函館コラボバージョン」が席に運ばれてきました。こんなに魚介類がたくさん入っておいしくないわけがありません。

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普段見慣れたタラもホタテも、すっかりよそ行きの装い。

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そんなブイヤベースのお供は、新たな発想でユニークな地酒を次々と世に送り出す八戸酒造の「陸奥八仙」。

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さて、肝心のブイヤベースを飲んでみると、「なんだかうまい」の一言しか出てきません。一つの味が突出せず非常に調和の取れた味わいで、何がどうと表現するのは難しいけれど「うまい」のです。スープだけで何杯も飲めそう。「新鮮な魚が集まる港に旨い魚料理あり」を実践している八戸市の取り組みに頭の下がる思いです。

2017年のブイヤベースフェスタは2月1日から3月31日まで。気になった方は八戸ブイヤベースフェスタ公式サイトをご覧ください。

▼函館と八戸のピンチョス競演も

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この日は八戸ブイヤベースのほかに、函館と八戸のシェフたちが腕によりをかけたピンチョス各種も提供されました。

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▼特別賞味会のメニュー
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▼ピンチョス各種

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これほどのピンチョスが一堂に会するとは、何というぜいたく。

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八戸と函館の料理人たちに乾杯!

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【感想】八戸ブイヤベースは料理自体の質も高く、多くの店舗が参加する冬のイベントとして地域に定着しているのも興味深い。「新鮮な魚が集まる港に旨い魚料理あり」は、八戸だけではなく当然函館にも当てはまるはず。まずは八戸で17店舗のブイヤベースを食べ比べて研究してみるのも良いかも。

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。