【フォトレポ】はこだてみらい館「宇宙展」は結構スゴイ

キラリス函館3階「はこだてみらい館」で10月12日から始まった「見る・知る・感じる宇宙展」に行ってきました。


開催概要はこちら▼

【2019/10/12~11/4】はこだてみらい館「見る・知る・感じる宇宙展」
【函館イベント情報局より】台風の影響により、この週末はイベント内容や時間の変更、予告のない中止などが生じる可能性があります。十分にご注意くだ...
すべてを紹介すると楽しみがなくなってしまうので、この記事では特に興味を引かれたコンテンツをふたつご紹介します。

▼楽しさ無限大の地球儀

まずはこちら。

インタラクティブ地球儀「スフィア」。何も描かれていない球体にプロジェクタで様々な画像を投影し、映像のように楽しめる地球儀です。説明してくれたのは、はこだて国際民俗芸術祭のMCでもおなじみのみらい館スタッフ・寺尾さん。

手元のトラックボールをぐるぐると回すことで地球を回転させることができるほか、横の画面を操作することで多彩なコンテンツを見ることができます。

こちらは、地球上のプレートを表示した画面。


この日は台風接近中だったため、台風の進路と今後の進行方向予想の画面を表示。


台風接近中の各地のカメラの映像も表示できました。


こちらは、マグロの回遊データを表示した画面。日本列島からアメリカ大陸まで続く線がマグロが実際に回遊したルート。緑で示されている海水温の場所だけを泳いでいることがわかります。


地球だけでなく、月やほかの惑星を表示することもできます。

このほかにもコンテンツは相当な数があり、ほかにお客さんがいなければ大人でもたっぷり1時間くらいは見ていられそう。というより大人のほうが楽しめると思います。スタッフに声を掛けて操作を聞きながらお楽しみください。
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▼公会堂を自由自在に

宇宙展に合わせて、新コンテンツもスタート。
これまで、ハリストス正教会の鐘楼からの風景を360度で体験できた「360スタジオ」に、新コンテンツとして旧函館区公会堂が登場。


こちら、公会堂の外観も内観も、さらには天井裏など普段は見られない場所も、すべてを360度の視点で見られる映像コンテンツ。


外から公会堂の中に入り、様々な部屋を巡って最後に2階の大広間に至るまで、没入感のある映像が楽しめます。視点の移動とともに無数の点が集まって見る見るうちに壁や天井を描画していく様子は、バーチャル世界を描いたSF映画っぽい感じ。


コントローラーを動かして館内を自由に移動することもできます。

11月30日から公開予定で、現在予告編のみ上映しているのが、「函館山要塞スカイクルーズ」という映像コンテンツ。

ドローンで空撮した函館山と函館山要塞の映像が楽しめるとのこと。予告編で見ただけでも、めちゃくちゃ映像がきれいです。


あまり紹介されることのない函館山要塞がこうして映像コンテンツ化されただけでも大変貴重なこと。公開されたらぜひとも見に行きたいと思います。

「宇宙展」はこのほかにも、宇宙空間をVRで自由に移動する4次元デジタル宇宙ビューワー体験や横14.4m×高さ2.4mの大スクリーンで行うゲーム体験などがあり、さらに今後も随時コンテンツが増えるとのこと。10月20日(日)には、エアードーム型プラネタリウムの上映もあります。最新情報ははこだてみらい館公式サイトでご確認ください。

▼おまけ

地球をねらうイカール星人。
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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。