【フォトレポ】今後は毎年行こうと決意「第57回高専祭」

2020年10月19日(土)・20日(日)開催の「第57回高専祭」に行ってきました。実は高専祭に行くのは今回が初めて。事前に公式サイトを見たところ内容がかなり充実しているように見えたため、これは自分の目で確かめなければ!と初日に足を運んできました。

開催概要はこちら▼

【2019/10/19・20】第57回高専祭
▼イベント名 第57回高専祭 ▼開催日時 2019年10月19日(土)12:00~16:00、20日(日)10:00~16...

というわけで隅から隅まで高専祭の様子をガッチリ紹介したいところですが、実はこの日高専祭に滞在できたのはほぼ1時間。北斗オータムマルシェを途中で抜け出して函館高専に行き、抽選に間に合うように再びオータムマルシェに戻るという行程を組んだため、初めての高専祭をめちゃくちゃ駆け足で見て回ることになりました。

そんなわけで11時に大野を出て、高専祭開始時刻の12時に函館高専に到着。朝から降っていた雨はこの時刻にはざあざあ降りとなり、いくら傘を差していても車の乗り降りで体が濡れてしまいました。

まずは体を温めようと、すり身汁をいただくことに。「魚を釣って食べる会」というサークルの模擬店でした。

校内には工夫を凝らした模擬店が30以上も出店されており、「何を売っているのかな」「どんな装飾かな」とのぞいて回るだけでも楽しめます。本当はもっといろんな模擬店におじゃましたいところでしたが、時間の制約で飲食はこの一軒だけにしておくことに。せっかく函館高専に来たので、高専らしい展示が見られる「学科展示」のブースを訪ねてみることにしました。
スポンサーリンク


▼社会基盤工学科

まず訪ねてみたのは「社会基盤工学科」。最初に目に入ったのは、函館の水道設備を再現した模型。

新中野ダムから元町配水場へ動力を使わずに水が供給されていることも再現しており、函館の水道水がどのように市街地に供給されているかを体感的に知ることができます。すごくよくできてます。


こちらは津波が起こるメカニズムを再現できる模型。海底が突然隆起することで陸地に津波が押し寄せる様子を体験することができます。


こちらは3Dプリンタで作った本町交差点付近の模型。手前右手が丸井今井、手前左はシエスタハコダテです。

▼生産システム工学科

お次は生産システム工学科へ。まず目を引かれたのはこちら。

自動車の生産ラインを簡略化したモデルで、ロボットアームが黙々と働いています。ロボットが上手に部品をつまみ上げ、的確に組み立てていく様子はなかなか楽しく、ずっと見ていられます。

こちらもおもしろかった展示。車のワイパーが動く仕組みを再現してみせてくれます。2本のワイパーが1個のモーターの回転で動くとは、今まで考えもしませんでした……

こちらは、床に描かれた白いラインを識別して自動的に走行する車。

走行速度は早いものの大ざっぱに走る車と、めちゃくちゃゆっくりながら正確にラインの上を走る車との2種類が展示されていました。用途によって使い分けできそうです。

まだまだ興味深い展示がありましたが、残念ながらここで北斗オータムマルシェに戻る時間に。

高専祭全体の半分以下しか見ることができませんでしたが、それでもかなりの充実ぶり。学生さんたちの活気もあり、函館市内の他の大学祭と比べても、総合的な充実度は高専祭がダントツ。来年は十分時間を取って訪問しようと固く心に決めました。
スポンサーリンク


The following two tabs change content below.
佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。