第13回ヒトハコ市&マジカルアートライン~芸術の小路~ レビュー

第13回ヒトハコ市

この記事では、2014年9月21日(日)に開催された「第13回ヒトハコ市&マジカルアートライン~芸術の小路~」の様子を写真で紹介しています。「ヒトハコ市」は、まちづくり五稜郭が主催するマーケットイベント。起業して間もない人や起業を志す人がお試し出店できるイベントとして、毎月1回日曜日に開催しています。

今回は、初の試みとして函館市芸術ホールと北海道立函館美術館の前の広場を会場に設定。従来のマーケットブースに加えてアートの展示を行うゾーンを設け、一日限りの青空マーケット&青空ギャラリーを作り出しました。

▼アートゾーン「マジカルアートライン~芸術の小路~」

第13回ヒトハコ市

美術館前の通路上に絵画をはじめとした作品100点以上が並んだ

第13回ヒトハコ市

巨大作品が路上に整然と並ぶ様はこれまでに見たことのない光景

第13回ヒトハコ市

大学生を含む、約30人が作品を出展

第13回ヒトハコ市

不思議な煙突のような物体もアート作品

第13回ヒトハコ市

この筒をのぞくと、景色がさかさまに見える

▼マーケットゾーン「ヒトハコ市」

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第13回ヒトハコ市

今回は過去最高の33店舗が参加

第13回ヒトハコ市

革細工作り体験

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第13回ヒトハコ市

カラーセラピーをはじめ、癒しや美容系の出店も

第13回ヒトハコ市

ねこのお面がかわいい

第13回ヒトハコ市

かわいいレジンアクセサリーがたくさん

第13回ヒトハコ市

第13回ヒトハコ市

ジェルキャンドル作り体験

第13回ヒトハコ市

アコースティックライブにも数々のアーティストが出演

【寸評】関係者によると、今回会場となった芸術ホールと美術館の前の広場(通路)は函館市が管理する場所だという。この場所でのイベント、特に物販が絡むイベントは前例がないだけに、開催の許可を得るまでには長い時間がかかったらしい。それをクリアし、先駆者としてイベントを開催したことには敬意を表したい。

物販とアートの複合イベントという函館では珍しい内容だったが、会場のよさも相まって違和感なく成立していたように思われる。五稜郭や五稜郭タワーに隣接しつつもほんの少しだけ離れているという絶妙な距離感が、観光客と市民との双方がゆったりと過ごすのにちょうど良かったのではないだろうか。この形態での開催は年に一度で良いので、より発展させる形でぜひとも継続していただきたい。

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。