この記事では、2015年10月25日(日)に金森赤レンガ倉庫のBAYはこだてイベント広場で開催されたHAKODATE黒船2015(函館黒船2015)の様子を写真とともに紹介しています。今回の黒船は、道南と青森の名物や特産品を販売する「青函ソウルフードフェスティバル」を中心に、飲食物の販売と音楽ステージ、青函市町村の特産品や道南各地のペア宿泊券が当たる抽選会などが行われました。
▲会場となったBAYはこだてイベント広場入口
▼名物や特産品満載!青函ソウルフードフェスティバル
▲会場内に各自治体の物販ブースが立ち並ぶ。
▲江差町の人気ベーカリー「ぱんやBecky」のパン。函館で買える機会はそうそうないはず!
▲江差町・イタリア風居酒屋パレスは、上ノ国のフルーツポークや厚沢部の舞茸など5品目の檜山食材を使った「檜山デラックスピザ」を出品。
▲待つこと約15分。熱々ピザの焼き上がり。
▲食べやすく薄切りにしたイカがポイント。カボチャの種の食感や、さわやかなハーブの風味もおもしろい。
▲鹿部町は、特産のスケトウダラ(スケソウダラ)を揚げた「スケソ&チップス」を販売。すり身の原料や棒だらとして、あるいはタラコの親として有名ながら、なかなか主役になることの少ないスケトウダラが、堂々のメイン食材に。
▲函館から出品、いか焼きそば。おいしくないわけがない、定番中の定番。
▲大沼名物「わかさぎ汁」。大胆にワカサギが丸ごと入った味噌仕立ての汁物。シンプルな味わいでなかなか美味。
▲元気あふれる七飯町の皆さん。
▲はこだて和牛カレーや「みそぎの塩サイダー」など、地域色にあふれた商品を販売していた木古内町の皆さん。なぜか五郎丸ポーズ。
Posted by 海峡の宿 然 on 2015年10月24日
▲あぶったおにぎりで作る、風味豊かなうにめし茶漬け。最近ブレイクしている知内町小谷石地区から出店。
▲知内「やごし本舗」のドン・デ・マカロニも販売。
▲八戸せんべい汁。ごぼうやにんじんなど、野菜たっぷりでとてもおいしい。
▲北斗市特産のトマトを使った、皮まで赤い「とまと小籠包」。北斗市の中華料理店・香港が出展。
▲江差町のブースに掲げられたメニューPOPは「ズワイガニのビスク 江差海苔の焼きリゾット添え」に「紅玉りんごの温かいタルト」。なかなか興味をそそられるメニュー名だ。江差町出身で、今は札幌にフランス料理店「コートドール」を構える藤谷圭介シェフが出品。
▼ご当地キャラクター登場
▲福島町「するめ~」
▲厚沢部町「おらいもくん」
▲黒船のキャラクター「クロン」
▲函館初登場。今年3月に誕生したばかりだというせたな町のキャラクター「セターナちゃん」。波の妖精らしい。
▼ステージでは・・・
▲地域で活動するミュージシャンやご当地アイドルのライブなどが行われた。写真は北斗夢学院桜組。
▲Papa’s(パパス)の2人が登場すると、会場が歌の世界に引き込まれる。
▲盛り上がるオーディエンス
▼豪華景品が当たる大抽選会!
▲各ブースでの対象商品購入でもらえる抽選券の半券を抽選箱に入れると、抽選会にエントリーできるシステム。
▲抽選会開始時刻になると、ステージ横のテーブルに景品が山と積まれる。
▲「はこだて和牛1万円分」「紅ズワイガニ2杯」など、各自治体の特産品が景品として用意された。
▲目玉は、江差の高級旅館「群来」など、道南各地の名だたる宿泊施設のペア宿泊券。当選番号が読み上げられるたびに会場から歓声が上がる。
▲ちなみに函館イベント情報局は、抽選券4枚で2個の景品が当選。ありがとうございました。
【寸評】音楽とファッションをテーマとしていた当初の「黒船」からかなり方向転換したが、今の函館・道南地域にとっては、新幹線開業を見据えて青函地域の特色や良さを見直し、結びつきを強めようというイベントの内容はとても適切だと感じる。各出店者もよくその趣旨を理解し、地域色にあふれた品を販売していたので楽しめた。できれば、会場配置図や出店者とおもな販売物の一覧が欲しかった。会場の一角に掲示してあるだけでも良いので、用意してあると来場者に親切かと思う。
抽選会は近年の函館のイベントではまず見ないほどの充実ぶりで、主催者の力の入れようがうかがえた。新幹線開業後には、今回の内容を踏まえてさらに発展した「黒船」を企画する予定とのことで、期待が広がる。
佐々木康弘
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