この記事では、2015年10月3日(土)・4日(日)開催の「第2回函館いか祭り」の1日目の様子を写真とともに紹介します。このイベントは、函館を代表する海産物である「イカ」を使用した様々な料理などを販売する催しで、函館駅近くの大門グリーンプラザを会場に開催されます。4日(日)は10:30から16:00まで(売切れ次第終了)。
▼会場全景
前日からの風雨で開催が危ぶまれたものの、何とか予定通りに開催にこぎつけた。開会時刻の正午、「釧路にサンマ祭りがあって、知内にカキニラ祭りがあって、どうして函館にいか祭りがないんだ!そんな思いからこのお祭りは始まりました!」とのあいさつとともに各ブース販売開始。
▼まずは振る舞いと朝イカを
両日とも300杯を無料配布「浜のいかごろ煮」
無料配布とはいえ、試食レベルではない量が入っている
イカの刺身でご飯を食べるという、函館の朝食を再現した「朝いか丼」には開会30分以上前から行列が。
仮設の建物の中で、職人さんが休む間もなくイカをさばき続ける
「函館いか祭り」の朝いか丼は、ご飯の上にイカを載せていないのが特徴。イカ刺しを一口分ずつご飯の上に載せて口に運ぶ。それにしてもイカ刺しの量が多い。これで驚きの300円。
▼とにかくイカづくし
お祭りには欠かせない、イカ焼き。「函館いか祭り」では「いかの丸焼き」の名称で販売。200円。
香ばしい香りがあたりに立ち込める、「祭りのいかげそ焼きそば」。200円。
「いかマイスターが作ったいかの唐揚げ」。200円ですごい量。
函館で100年にわたって塩辛を作り続ける老舗、カネサク大出商店の塩辛を使った「いか塩辛茶漬け」は今回初めて販売。
お湯を注ぐと塩辛にサッと火が通り、プリプリした食感と程よい塩加減が楽しめる。200円。
ゴロンとした大ぶりの「いか飯」は、破格の1個100円!
▼お持ち帰り商品も
函館が誇るイカやその他の珍味製品を300円均一で販売!
函館特産の裂きイカ珍味「函館こがね」。機械を持ち込んでその場で裂いたものを販売している。1カップ100円。
獲れたてのイカをそのままタレに漬け込んで味を染み込ませる「いかの沖漬け」は200円で販売。あっという間に完売した。
50箱限定の「朝いか格安販売」。8パイ入りで1,000円の安さとあって、30分以上前から行列ができ、あっという間に定員に達した。
▼混み合う会場の様子
▼販売品目一覧
【寸評】開会のあいさつでは、大変なシケで通常なら漁に出る状態ではなかったものの、このお祭りの運営者に名を連ねる「中村漁場」さんがこのお祭りのためだけに朝海に出てイカを獲ってきたという男気あふれるエピソードも披露された。前回より販売品目も増えたが、ほとんどの商品は200円以下という値段の安さは変わらず、ますます主催者の意気込みを感じるお祭りになっている。昨年はあまりの人ごみで会場内を行き来するのが大変だったが、今年は会場の設営や行列整理の面でも工夫され、混雑が緩和されるようになっていた。「函館にいか祭りあり」と言われるようになるまで続けて欲しい。
佐々木康弘
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