【2016/1/31開催終了】第23回ヒトハコ市 レビュー

2016年1月31日(日)に五稜郭ガーデンで開催された、第23回ヒトハコ市の様子を写真とともにご紹介します。ヒトハコ市は、まちづくり会社「まちづくり五稜郭」が、新規創業者や創業を考えている人が気軽にお試し出店できるチャレンジマーケット的イベントとして2013年9月に開始。夏季は屋外、冬季は屋内を会場とし、月に一度のペースで開催されてきました。
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2015年は1月から5月まで開催された後、4カ月間の休止を経て10月に開催。11・12月は再び休止となり、今回は2カ月ぶりの開催となりました。昨年10月に開業した五稜郭ガーデンをヒトハコ市の会場とするのも今回が初めて。

▼今回は8店舗が出店

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▲今回は、五稜郭ガーデンの空き店舗(未入居店舗)を出店場所とする形で運営。1ブースにつき1~2軒が入った
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▲くじ・おもちゃ販売「ブルートイ」
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▲「ディセラ・バール オオシロ」。イタリアの家庭料理「カポナータ」、シーフードカレーなど
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▲シチューなどを販売した「熊猫社中洋食キッチンSato」、ポケットピザで出店「ダイナマイトカフェプラス」
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▲ヒトハコ市の常連「エヌ・ハーベスト」。世界各国から取り寄せた有機スパイスやドライフルーツなど
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▲今回初出品だという、まったく辛くないカレー用スパイス。幼稚園の求めに応じて開発し、一般にも販売することにしたとのこと
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▲手作りの籐製品が並ぶ「ラタンとよみ」
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▲がごめ昆布商品や珍味、土産品などの企画販売を手がける「たかせ」
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▲十勝産の小豆を使った手作りあんこのたい焼き「中村屋ななえ本店」

▼五稜郭ガーデン内各店舗も

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▲五稜郭ガーデン内の各店舗も、様々なメニューでヒトハコ市の来場者を迎えた
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▲「うぃんど はなれぃむーん」のパンケーキ
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▲椴法華の網元直送の魚介のお刺身がいただける「FRESH DELIS CAFE TODOS」
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▲大阪風の大玉たこ焼きのほか、「函館イガ焼き」なるものがメニューにある「大阪やき三太」
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▲ネギたこ。タコも大きくて食べ応えあり
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▲カウンター上のブラックボードに飲み物のメニューがずらりと並ぶ「地中海バル・リーガ」

▼ケーブルテレビ「NCV」も全面バックアップ

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▲五稜郭ガーデン内にサテライトスタジオを持つNCVは、ディズニーのぬりえやアニメ放映で子どもたちを歓迎
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▲アンケートに答えるとエアー式のライトセーバーがもらえる!
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▲サテライトスタジオでは、ソフトバンクのロボット「Pepper」が出迎えてくれた
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▲ものすごく人間の顔を見てくるpepper。後ろのテレビに写った人の顔まで認識し、話しかけようとしていた
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▲会場からNCVケーブルテレビでの生中継を実施。アナウンサー2名が各店舗を回り、会場の様子を伝えていた
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▲普段は見られない、放送機材を操作する様子がサテライトスタジオの中で見られるのも興味深い
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▲放送の様子がリアルタイムで後ろの大画面に写るのもこの会場ならでは。残念ながら寒くて、屋外でじっと放送を視聴するのは不可能だったが……
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▲生中継のリポーターを務めた、岩田綾子アナと高橋ともみアナ。寒い中長時間、笑顔でお疲れさまでした

【寸評】各お店と出店者、NCVの皆さんはとても意欲的にがんばっていたと思うが、やはり真冬に半屋外での滞留型イベントは来場者には厳しかったようで、来場者数の少なさと滞在時間の短さに如実に現れた。空き店舗にイベント出店者が入る方式に関しては、「分散されるので一体感がない」「にぎわいがなくて寂しい」「入ったら買わなきゃいけない気がするので入りにくい」といった声が来場者から聞かれた(実際に複数の来場者から聞いた意見)。来場者に加え、出店者や関係者の中からも運営に対して不満や疑問がちらほら聞かれた。

せっかくイベントを企画してがんばっている方々がいるのに、関係した人たちが笑顔になれないのではとても残念。次回からは月2回ペースで開催されると聞く。みんなが笑顔で終われるイベントとして継続して欲しい。

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。