函館市仏教会の主催により2016年5月17日(火)に開催された「花まつり」の写真集です。ご存じの通り花まつりは、お釈迦様の誕生を祝う行事。誕生時の姿を表した小さな仏像に甘茶をかける習わしで知られています。
本来は4月8日ですが、函館では4月上旬はまだ気温が低いことから、後ろにずらしてこの時期に行われているとのことです。
▼稚児行列
花まつりの行事は、稚児姿の幼稚園・保育園児らが函館駅前から大門グリーンプラザまで歩く「稚児行列」からスタート。
▲誕生仏を背に乗せた白象も車に乗せられて行進
▲法要が行われる大門グリーンプラザに子どもたちが続々と到着
▼誕生を祝う法要
▲中央に置かれた花御堂を両側から囲むように園児と保護者が着席。函館市仏教会の百目木会長が導師を務める
▲導師のお話。お釈迦様誕生にまつわるエピソードを、幼稚園児にもわかるように話す
▲続いて、来賓のお坊さんたちが誕生仏に甘茶をかける
▲各幼稚園・保育園の代表園児も甘茶を注ぐ
▲花まつりの締めくくりは、園児代表の「誓いの言葉」。お釈迦様の教えをよく聞いて、心の優しい子どもになると宣言していた
ちなみに・・・
お釈迦さまが誕生してすぐに口にしたという「天上天下唯我独尊」とは、「人間は誰しもかけがえのないただ一人の存在で、そのままの姿で尊いのだ」という命の尊さを説いた言葉だそうです。この日の導師の法話でもそのお話が出てきました。