2016年6月18日(土)に函館市湯川町の湯倉神社で開催されたイベント「湯倉の杜(ゆくらのもり)」の様子を写真でご紹介します。
▲このイベントは神社の例大祭とは別に、氏子青年会が主体となって運営しているもので、日中は子ども向けの体験、夜はキャンドル点灯や神楽、奉納ライブなどが行われました。
▼体験イベント
▲ペットボトルを利用した廃油キャンドルづくり。ペットボトルを切ったものに好きな絵を描き、芯を立ててから廃油を注ぐ
▲しばらく経つと自然に固まる
▲廃油キャンドルは家で燃やすと煙が出るため、花火などの際に屋外で使ってほしいとの案内があった
▲こちらはせんべいづくり。炊いた米をつぶして延ばしていく
▲いい具合に延ばしたら、大人に焼いてもらってできあがり。香ばしい香りが漂う
▲ものすごくよく飛ぶという「神 飛行機」づくり
▲パステルアート体験
▲サルを懐に抱いた湯の川温泉のキャラクター「ゆのっこ ちかつまる」
▼神社内ミニめぐりツアー
▲神主さんの案内で湯倉神社の境内を巡る体験ツアー。手水舎で手や口を清めるところからスタート
▲子どもたちもしっかりと正しい作法で手水をつかう
▲本殿前では、参拝の作法「二礼二拍手一礼」をみんなで実践
▲創建360年を迎えた2014年に湯倉神社の祭神にちなんで設置された「なでうさぎ」。なでるとご利益があるという
▲振りながら念ずる「開運小槌」と、体の気になる部分をさする「身体堅固の小槌」
▲本殿と違う神様をまつる神社「境内社」について説明。湯倉神社には、境内社として稲荷神社と日吉神社がある
▲最後には本殿に上がる。参加者のほとんどがここに上がるのは初めてとのこと
▼ステージイベント
▲神楽「浦安の舞」。雅楽に合わせて子どもたちがゆったりと舞う。タイミングが取りにくくて難しそう……
▲函館から世界を渡り歩く「ひのき屋」による奉納ライブで盛り上がる
▼キャンドルアート
▲初の試みとして、湯倉神社正面の階段をキャンドルで埋めつくすキャンドルアートに挑戦。氏子青年会の皆さんが上から順に丁寧に並べていく
▲目盛りを付けた棒を階段の幅いっぱいに渡し、それに沿ってキャンドルを並べていくので、まったく並べ方に狂いがない
▲階段の下まで到達したら、今度は地面にもキャンドルが並び始めた
▲どうやら完成か?と思いきや……
▲せっかく並べたキャンドルを、口にくわえたホースの先で消して回る係が登場。手に何やら図面を持ち、それと照らし合わせながらどんどん消していく
▲最終的に、キャンドルの一部を消したことで「くまモン」の姿がくっきりと浮かび上がった。角度的にわかりにくいが、階段下左には「くまもと」、一番手前には赤で「ゆくら」と書かれている。使用したキャンドルは約1,400個
▲境内にもキャンドルが灯り、幻想的な雰囲気に
【寸評】階段に作ったキャンドルアートは、できばえの素晴らしさに加えて、発案から実現に至ったこと自体や、アマチュアの運営とは思えない段取りの良さや人員配置の的確さなど、作る過程において氏子青年会の結束が垣間見られたことでも興味深かった。湯倉神社氏子青年会はちょっとすごい集まりである。
佐々木康弘
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