【レビュー】2017/7/17 カンカラカン

2017年7月16日(日)・17日(月・祝)に七飯町東大沼のパド・ミュゼ(大沼流山牧場)で初めて開催されたイベント「カンカラカン」に遊びに行ってきました。

「大自然の中でカラダもココロもHOTになる2日間」をテーマに、雑貨やフード販売、ライブなどを行うイベント。函館のデザイン事務所「幸作室」の企画によるもので、「カンカラカン」のイベント名には「歓・辛・甘」の意味があるそうです。

イベント概要▼

【2017/7/16・17】カンカラカン (七飯町)
イベント名/カンカラカン 開催日時/2017年7月16日(日)11:00~17:00、17日(月・祝)11:00~16:00 会...

▼パド・ミュゼのレストラン棟前の広場がイベント会場に

▼17日のみライブパフォーマンスがあり、函館で活躍するシンガー・三上武庸(たけつね)さんが昭和歌謡で会場を盛り上げた

▼北海道を中心に活動するシンガー・JUNさんも出演

▼ライブを聞きながら、おいしいフードやドリンクも楽しめる




▼雑貨販売やワークショップなどのブース出店も




▼今回最も興味を引かれたのは、こちらの「おがくず着火剤」。おがくずと使用済みのロウソクを活用したもので、火の付きも良いという。見た目もクッキーのようでかわいい

▼「障害者就労移行支援事業所ジョブプラス」(函館市深堀町)にて手作業で製造されており、売り上げは障害者の自立支援に活かされるとのこと

【感想】駒ケ岳を望む牧場の一角という場所を活かした、とても居心地の良い空間。ゆったりと過ごしたいと思わせてくれる雰囲気は、この場所ならでは。ただ、パド・ミュゼで開催されるイベント全般に言えることだが、来場するうえでかなりの「わざわざ感」が来場者にあると思うので、どうしても大規模な集客は難しいし、来場者には「わざわざ来てよかった」と思わせるだけのものを提供しなければならないという課題があると思う。

その点で言うと、「カンカラカン」はこの会場で開催されたイベントの中でも、大いに今後の発展を感じさせるものだった。継続的な取り組みを期待したい。

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。