【レビュー】2017/7/23 お宝大放出!平成29年度路面電車感謝祭

イベント繁忙期に記事アップが追い付かず、写真を撮ったままになったイベントが10本ほどありました。開催からだいぶ時間が経ってしまいましたが、記録として残しておきたいのでできる限り2017年のうちにアップしておきたいと思います。

まずは7月23日(日)に開催された「平成29年度路面電車感謝祭」の様子から。

路面電車感謝祭のいいところは、普段なかなか間近で見る機会の少ない車両や運行自体が少ない車両などをじっくりと見られること。今年もササラ電車やカラオケ電車(アミューズメントトラム)などが構内で展示されました。

▼車両展示


▲ICASnimocaのラッピングを施したらっくる号(9601号車)


▲ICASnimocaで路面電車に乗り降りする体験もできた


▲nimocaのキャラクター「フェレット」も登場。イカール星人と仲良くツーショット


▲カラオケ電車としておなじみのアミューズメントトラム(501号車)。定期運行では使用されないので、走っているのを見ることはあっても実際に乗ったことがある人はそれほど多くないはず


▲運転席の後ろにカラオケ機器とディスプレイがあり、向かい合わせになったロングシートの真ん中にはテーブルが備え付けられている


▲天井には扇風機が取り付けられている。立って乗ることはないだろうと思うが、吊り革もちゃんとある


▲大雪が降ると出動するササラ電車


▲取り付けられているササラは特注品などではなく、中華鍋などを洗う普通のものが使用されているという


▲めったに見られないササラ電車の車内。1930年代に当時の東京市電から譲渡された車両を改造して使用しており、車内には当時の面影が残る


▲車庫内にはもう一台のササラ電車と、数多くの映像作品に登場する530号が留置されていた


▲車庫内も一部公開され、間近に迫った函館港まつりで運用される花電車などを見学できた




▲函館の街を描いた「函館真景」と明治時代の広告の絵を使用した印象的なデザイン


▲車庫から出てくると、いつの間にか530号が前に出されていた

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▼廃品販売など


▲車両や電停などで使用された廃品などが販売された


▲「2」や「5」と書かれた系統板は比較的最近のもの。その奥には料金を表示する機械が


▲吊り革は300円で放出。思わず「安い!」と手に取りたくなるが、買ってどうすればいいのかわからない


▲いつ頃使われていたものなのか、イカの形の看板


▲なぜか、ものすごくどこかに飾りたくなる「函館駅前」


▲このほか、函館市電のダイキャストカーなどのグッズも販売された


▲レールの上を走る足こぎトロッコ体験

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。