2019年9月27日(金)に開催された「はこだてカルチャーナイト2019」に行ってきました。はこだてカルチャーナイトは、官公庁や公共施設、観光施設などを夜間開放し、普段入れない場所の見学や仕事体験、展示などを行うイベント。今年は35施設で45の機関や企業などが参加しました。
概要はこちら▼
開催時間が17:00~21:00の4時間しかなく、しかも施設によっては18:00からだったり20:30で終わりだったりして、限られた時間の中でどこを回るかは悩みどころ。開放される施設も弁天町から湯の川までと範囲が広く、効率的に回らないといくらも見られないうちに終わってしまいます。
というわけでいろいろ考えた末に、今回は函館地方裁判所からスタート。
▼函館地方裁判所
裁判所は何年か前にもカルチャーナイトで来たことがありますが、あらためて写真を撮り直しておこうということで最初の目的地に選んでみました。
▲こちらが函館地裁で一番大きい法廷。実際の裁判の時には撮影できないので、貴重な機会です
▲傍聴席。ドラマだとだいたいこの辺りに被害者の遺族とかが座っていたりします
▲被告側の席から見た風景
なお、法廷を見学する前に外から裁判所の玄関付近の写真を1枚撮ったところ、中から職員の方が出てきて「法廷以外は撮影できません」と注意を受けました。
確かに裁判所の建物内には撮影できない旨の表示がありましたが、裁判所の建物自体を撮影するのもダメだったとはつゆ知らず。そういえば以前、正式なルートを通した取材で中央警察署に行き、帰りに念のために警察署の建物全体の写真を1枚撮ったところ、すぐに2人くらい警察官が中から出てきて押し問答になったことがあります。警察署や裁判所はあまり撮ってはいけないみたいですね……。
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▼熱帯植物園
裁判所を出て、先着100名にサルの餌がもらえるという植物園へ。
夜の植物園は非常に怪しくて雰囲気満点。
出口でサルの餌を渡していたのでもらおうとしたら、なぜかまるでこちらの姿が見えないかのように渡してくれるそぶりがなく、「?」となりましたが、すぐ横を通りかかった子どもたちには渡していたので、「大人にはくれないのか」と納得してサル山へ。
別に自分で餌を投げなくても、みんなが投げた餌をキャッチするのを見るだけで十分楽しいのでOK。と思っていたら、どうやら「大人にはサルの餌をあげない」というルールはなかったことが判明。普通に大人だけのお客さんにも配っていました。
なんでくれなかったんだろう……
▼函館駅
植物園の後、土方・啄木浪漫館にも立ち寄りましたが、内部撮影NGなので省略。次に、日本銀行に寄ろうかと前を通りかかりましたが、行列していたので断念。当初の予定を繰り上げて函館駅に行ってみました。
▲カルチャーナイトに合わせて、翌28日に団体臨時列車として駒ヶ岳を周遊するJR北海道「道南 海の恵み」号+道南いさりび鉄道「ながまれ」号の特別編成列車をホームで展示
異なる鉄道会社の車両が連結した、通常では見られない編成です
▲車内も見学できました。こちらは「道南 海の恵み」号。ヘッドレストの部分が木になっていますが、頭の後ろが痛くならないのかな?
▲見学を終えて改札を出るときに、ノベルティグッズ4品のセットがもらえました。タダで見学させてもらってお土産までくれるなんて!
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▼函館市国際水産・海洋総合研究センター
今度は函館どつくの先にある海洋センターへ。こちらには複数の企業・機関が出展しています
▲そのひとつが函館税関。「スーツケースの中に巧妙に隠された白い粉を探す体験」という、なかなか攻めた体験ができます
▲函館税関が過去に押収した違法な品のレプリカも展示。こちらは研磨剤を装って日本に持ち込まれた覚醒剤のレプリカ。「1回分が耳かき一杯で5,000円と言われるので、これが末端に渡ったらものすごい金額になります」と職員
▲こちらは北電のブース。電柱に作られた鳥の巣や電線に引っかかった枝などを専用の道具で取り除く体験
屋外では、北海道開発局による車両展示がありました
▼五稜郭タワー
最後は、景品の引換所でもある五稜郭タワーへ。
タワーには北海道警察が出展しています
▲信号機の展示。この横には電球式の信号機があり、見え方などを比較することができました
▲指紋を採取する「鑑識体験」
▲鉄を切ったりドアをこじ開けたりする道具も展示。強制的に建物内に立ち入ったりするときに使うのかなと思い尋ねてみると、「どちらかというと救助などに使用します」とのことでした
道警のキャラクター「ほくとくん」も登場
というわけで無事に4カ所以上を巡ることができ、景品をゲット。キャラクターのかわいいグッズなどがあるなか、実用的なカルチャーナイトオリジナルノートをもらいました。
まだまだ行けなかったところ、行きたかったところがあるので、来年以降順次回っていきたいと思います。
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佐々木康弘
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