【フォトレポ】よそ行きじゃない京都、函館蔦屋書店「はんなり京都」

函館蔦屋書店で2022年10月3日(月)から1週間の期間限定ショップ「はんなり京都」。「よくある京都物産展とは違う」という情報だけ聞いていたので、どういうことなんだろうと思いつつ行ってきました。

そもそも実はわたくし、だいたいの物産展は好きですが、京都物産展はあまり好きじゃないのです。

何度かデパートの京都物産展に行ってみたことがありますが、その結果「高い」「欲しいものがない」「決まったものしかない」というイメージが固定化してしまって。

でも、今回の蔦屋のショップはそんなイメージをことごとく覆してくれました。

ということで現地の写真を載せていきます。

1階中央吹き抜けに隣接した小部屋内が今回の会場。さらにその外に張り出して、メーカーさん2社が出店しています。


そのうちの1社、山田製油。ごま油がメイン。1番人気は、一番搾りだけを使った金ごま油(写真左)。写真右の「エキストラバージンごま油」は、ごまを焙煎せず生のまま搾ったごま油

ごま油特有の香ばしい香りはせず、甘いナッツのような香り。サラッとしていて、オリーブオイルと同じような感覚で使えるとのこと。ものすごくいい商品だと思います。


一度だけ油を搾った「一番搾り」のごまを再利用したお菓子。搾った後のごまを「おこし」状に固めています。油が適度に抜けている反面、ごまの栄養分はしっかり残っているので、とってもヘルシー。


こちらは、だし屋さん「うね乃」のコーナー。


京都のだし、上品でおいしそうです。

小部屋内に入って、注目の商品はこちら。


京都のご当地パン「たまさん」。ボリュームのあるだし巻き卵をしっとり食パンにはさんだ商品。今回は函館蔦屋書店への出店のため、だし巻き卵に九条ネギを入れたバージョン(右)を初めて製造したとのこと。地元でも販売されたことがない、超レアな商品です。

こちらも地元で人気がある商品。

その名も「やきもち」。羽二重餅を使っており、抜群の柔らかさ。京都ではお遣い物の定番のひとつで、行列ができる店として知られている、とのことでした。

こんな感じで、「京都物産展」のイメージとは少し違う商品が目に付く今回の期間限定ショップ。企画した方にお聞きしたところ、

規模の小さいメーカーが少量ずつ作って地元で消費されている商品など、普段物産展に出回らない商品、地元向けに販売されている商品を中心に集めました。値段も現地とほぼ変わりません。

とのこと。なるほど。

40社162品目ですか。これはなかなか楽しそうです。


そんな中でも目を引くのは、生八つ橋のコーナー。京都の土産店で見る箱入りではなく、京都のスーパーなどで地元向けに売られているという小分けのパッケージ入り。値段も200~300円台とお手頃です。


近年人気があるというクリーム入りもありました。


京漬物は、3社15種類を販売。樽が並んでいる写真は、実際に現地の市場で売られている風景。あまりにも人気のため初日にほとんどなくなってしまったそうですが、再度入荷するそうです。


好きな人が多そうな商品「京らー油ふりかけ」。九条ネギを使った食べるラー油をふりかけにしたという商品。手軽で良さそうです。

このほかにも小さな部屋にぎっしりと商品が並んでいて、かなり見ごたえがあります。欲しくなる商品も多数。


次のページにも「はんなり京都」で販売している商品の写真を多数掲載しています。行く前の参考にしてください。

函館蔦屋書店「はんなり京都」

会期:10月9日(日)まで

時間:10:00~19:00 最終日は18:00まで

函館蔦屋書店公式情報

※この記事は函館蔦屋書店の協力を得て作成しています

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。