【フォトレポ】函館蔦屋書店「お年賀マルシェ」でプチ贅沢

函館蔦屋書店で12月27日(火)から始まった「お年賀マルシェ」。

「まだ年内なのにお年賀とは、フライングでは……?」などと思いつつ公式サイトの案内を読んでみましたが、どんな物が売られるのかよくわからず。

ということで、さっそく行ってきました。

いつもイベントが開かれる1階中央吹き抜け。竹で作ったモニュメント的な装飾がお正月ムードを醸し出しています。

やっぱりお正月らしいものを集めたマルシェなのかなと思いつつ、会場を見て回ることに。

まず目に入ったのは、五勝手屋本舗さんの丸缶羊かん新年用パッケージ。

五勝手屋本舗さんの限定パッケージなどのイラストを手掛けている、京都のイラストレーターで僧侶の中川学さんの作品。

こちらは、小樽・美鶴屋の水引飾り。華やかでお正月にぴったり。

水引飾りを付けたお箸もありました。新年のお食事に使いたいですね。

京都・むす美のふろしき。ふろしきをふろしきとして使う機会があるかっていう問題もありますが、色も柄も良いのでいろいろ活用できそう。

◆お菓子もいろいろあります

意外といろいろあったのが、ちょっとお高いお菓子。

売り場になかなかなボリューム感で積まれていた京都・笹屋伊織のお菓子。徳川吉宗が8代将軍に就任した年に創業したという解説を読んじゃうと、もう勝てる気がしません。

笹屋伊織のお菓子はいろいろ種類がありましたが、なかでも興味深いのが一般的などら焼きとはまったく形状が違う「どら焼き」。調べてみると、これはこれで有名らしいですね。知りませんでした。

これも初めて見ました。「銀座 菊廼舎」の江戸和菓子。江戸和菓子って言葉も初めて知りました。バターを使用しない和風クッキーや金平糖、和三盆、落雁などが入っているそうです。

「京都 栗菓匠 若菜屋」の「栗阿弥(りつあみ)」。栗1粒を蜜に漬け込んだ、これまた贅沢なお菓子。

大阪・台湾甜商店の甜カステラ(台湾カステラ)。

◆冷凍のごちそうも

常温品ばかりかと思いきや、冷凍で販売されている品もありました。

まず、奈良「柿の葉寿司のゐざさ中谷本舗」の商品。

普通の柿の葉ずしではなく、冷凍状態から電子レンジで加熱して食べる「蒸しずし」や、解凍して食べる押しずしが販売されています。

そして、函館・焼肉物語 牛若のお肉セット。ちょっと買うのに勇気がいるお値段ですが、おいしいのは間違いないんですよね~。

◆おしゃれな食器も

センスが良くて、使ったら便利そうな食器類もいろいろありました。

紹介しきれなかった商品もまだいろいろあります。

「で、結局『お年賀マルシェ』って何がテーマだったんだろう……」と思って公式サイトを読み返したら、

お世話になったあの方へ。 お久しぶりのあの方。

小さな贈り物(お年賀)を携え新年のご挨拶。

離れていた家族との団らん、友人との久しぶりの再会、

心ばかりのプレゼントを持って会いに行きませんか。

と書いてありました。

あー、なるほど。ちょっとだけあらたまったプレゼントみたいなことだったんですね。価格帯的にも内容的にも、そう言われると納得です。

今どきは、お世話になった人に手土産を携えてあいさつに行くということもそんなに多くないので、お正月気分でちょっと贅沢な品を自分や家族に買うのもいいなと思いました。

函館蔦屋書店「お年賀マルシェ

期間:1月15日(日)まで

時間:函館蔦屋書店営業時間内(通常9:00~22:00)、最終日は18時まで

場所:1階中央吹抜けスペース

※この記事は、函館蔦屋書店の協力を得て制作しています

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。