摩周丸前「イカ広場」にHAKODATEモニュメント登場!

気になる函館・道南の話題

ようやくこの時を待っていました!

実のところ、市役所に投書でもしようか、あるいは市長にたまたまお会いした時に提案してみようかと思ったりしたこともありました。

そんなことで決まる話じゃないだろうと思ったのでやりませんでしたが。

何の話かというと、大都市や観光地など全国いろいろな場所にある「文字モニュメント」。

全国いろんな場所にあって撮影スポットになっているのに、函館には今までありませんでした。

……が!

2025年9月6日(土)、突如として函館に「HAKODATE」文字モニュメントが設置されました!

ドドーン。

場所は、青函連絡船記念館摩周丸の横。正式な名称は「若松埠頭ふれあいイカ広場」。

イカを模しているという巨大な金属モニュメントの隣にあります。

HAKODATEモニュメントのきれいな撮り方

どうしても正面から撮りたくなりますが、正面から撮らないのが正解です。たぶん。

こちらが正面から撮った写真。

方向的に函館山がきれいに入らず、天候や時間帯によって海面が白い場合は、この写真のように海と文字が同化して分かりにくくなってしまいます。

なので、真正面から撮るよりも、HAKODATEの最後の「E」の文字の正面、または外側に立ち、函館山のてっぺんが入るように撮ると、立体感が出て見栄えがするかなと思います。

矢印方向にカメラを向けるイメージ。もっと近付いて急角度の斜めからでもいいと思います。

ここからは余談です

函館イベント情報局は2022年春、HAKODATEの文字アクリルスタンド、通称「HAKODATEスタンド」をプロデュースし、これまでたくさんの方にお買い求めいただきました。

実はHAKODATEスタンドの大元は、青森市が2021年7月に「ワラッセ」「Aファクトリー」隣接地に設置した「AOMORI」モニュメントです。

AOMORIモニュメント設置の1カ月後、この文字モニュメントを再現したアクリルスタンド「AOMORIスタンド」が青森市内で限定発売されました。


▲奥がAOMORIモニュメント、手前はAOMORIスタンド

函館イベント情報局は当時、この情報をキャッチし、すぐにでもHAKODATE版を作りたいと考えました。

……が、あくまでもAOMORIスタンドには「文字モニュメントのミニチュア化」というストーリーがあります。

ところが函館では、「文字モニュメントのミニチュア化」というストーリーが成立しません。なぜなら函館の文字モニュメントはなかったから。ということで、その時は製品化を断念しました。

ところがその後、AOMORIスタンドは青森市内だけでなく県内で大きな反響を呼び、徐々に「青森県ご当地スタンド」として周辺の自治体にも広がるように。


▲青森県各地に広がったご当地文字スタンド

その後、なんやかんやで「函館には文字モニュメントがないけど、いつか設置されることを夢見て文字アクリルスタンドを作ってみよう」と思い立ち、いろいろな皆さんの協力を得て函館市内での発売にこぎつけました。

現在は新規製作をしておらず、在庫のみの販売としていますが、今までお買い上げくださった皆さま、販売にご協力くださったお店の皆さま、その他ご協力くださった皆さまに心よりお礼申し上げます。

何を言いたいかというと

ご当地文字スタンドの元祖「AOMORIスタンド」は、モニュメント設置→アクリルスタンドという流れでしたが、函館はアクリルスタンド製作→モニュメント設置という逆の流れになりました。

今回のHAKODATEモニュメントは、函館屋外広告業協同組合の創立50周年記念として制作され、函館市に寄贈されたとのこと。

非常に勝手な願望ですが、HAKODATEスタンドの存在が、今回の「HAKODATEモニュメント」設置のヒントや後押しにほんのわずかでもなっていたらうれしいです

……まあ、それは分かりませんが、確実なことがひとつだけあります。

ここに、HAKODATEスタンド発売前の2022年2月、当時この世に1個しか存在しなかった試作品で撮影した1枚の写真があります。場所は、今回HAKODATEモニュメントが設置された場所とほぼ同じ。

ということは……

この場所に「HAKODATE」の文字を置くと映えると発見し、実際に置いたのは、函館イベント情報局が一番最初です!

わりとどうでもいい自慢話で終わりです。最後までお読みくださりありがとうございました。