【フォトレポ】函館蔦屋書店「たまごの祭典」で“たまごかけごはんの向こう側”を体験してきた

イベントレビュー

函館蔦屋書店で11月3日(月・祝)にスタートしたフードイベント「たまごの祭典 ~卵と玉子~」に行ってきました。

初日ということで会場はかなりのお客さん。中央吹抜けマルシェ一帯がたまご色(ひよこ色?)に染まり、あっちもこっちも卵!という光景にテンションが上がります。

全国のブランド卵がずらり「幻の卵屋さん」

まず目に入るのが「幻の卵屋さん」。日本たまごかけごはん研究所が全国から集めたブランド卵を、自分で選んで詰め合わせられる人気企画です。

価格は6個1,000円。卵の特徴がひとつずつ丁寧に書かれていて、「この卵は濃厚系」「こちらはゆずの香り(!?)」など、味を想像しながら選ぶ楽しさがあります。

さらに、たまごかけごはんに合う調味料コーナーも見逃せません。

研究所オリジナルの公式醤油やマヨネーズ、七味、さらにはトリュフ塩や「サクサク塩麹レモンカシューナッッ」というなんだか要素が多い謎調味料まで。

「えっ、たまごにこれも合うの!?」と、つい買いすぎそうになるかも。

「たまごかけごはんの向こう側」試食イベントに参加!

初日と4日(火)の2日間限定で、日本たまごかけごはん研究所代表理事の上野貴史さんによる出版記念イベント『たまごかけごはんの向こう側を伝授します!』が開催されていました。

せっかくなので、私も参加。

上野さんのお話がとにかく興味深い!

「生卵を食べる文化は日本だけ。海外ではサルモネラ菌の危険があるので、生で食べません」と聞いて、会場のあちこちで「へぇ〜」の声。

日本は卵を洗浄・流通する仕組みを整えてきたからこそ、生食が可能なんだそうです。

さらに、「卵の味は、水と餌で決まる。日本人は170年間、卵の味を研究してきた」と聞くと、なるほど、日本の卵って特別なんだ……とありがたみに気付かされます。

そして本日のハイライト、「おいしいたまごかけごはんの作り方」!

上野さんのおすすめは——

まず、ご飯に醤油をかけてよく混ぜる。
そのあとで溶き卵をかける。

え?順番逆!? と思ったけど、実際に試食してみると、なるほど納得。卵の甘みが際立ち、醤油の塩気が後から追いかけてくる。これが“たまごかけごはんの向こう側”か……(違うかもしれないけど)


▲まずは熱々ご飯に醤油を注いで混ぜちゃうのがおすすめだそう

「今日話したことはぜんぶこの本に書いてあります!」と上野さん。

会場には『たまごかけごはん完全本』が山積み。そう言われたら、一冊、手に取ってしまいますよね。

プリンと焼き菓子も見逃せない!

「幻の卵屋さん」だけじゃなく、「ニッポンのプリン」「たまごの焼き菓子」も大人気。

全国34社・60種類以上のプリンが集まり、前半(11月3日~8日)は東日本、後半(11月9日〜14日)は西日本のプリンが登場します。

ずらっと並んだプリンの個性がすごい。瓶の形、色、ネーミング……まさにプリン百景。

そして、「たまごの焼き菓子」コーナーには、バームクーヘン、カステラ、ドーナツ、ケーキなど、全国40社・140種類以上のスイーツがずらり。

ここはもう、甘い香りの天国。1個1個の値段はそんなに高くないので、ついつい何個も手が伸びてしまいます。

きれいな卵色のバームクーヘン。

会期は11月14日(金)まで。

たまご好きはもちろん、プリン好き、スイーツ好きにもたまらないイベント。“たまごの奥深さ”を味わいたい方は、ぜひ函館蔦屋書店へ。

函館蔦屋書店「たまごの祭典 ~卵と玉子~」
日程 2025年11月3日(月・祝)~11月14日(金)
時間 10:00~19:00(最終日は18:00まで)
場所 函館蔦屋書店 1階 中央吹き抜けマルシェ
問い合わせ先 Tel.0138-47-2600(函館蔦屋書店)
公式リンク https://www.hakodate-t.com/news/topics/50434/
『たまごかけごはんの向こう側を伝授します!』出版記念イベント
主催 日本たまごかけごはん研究所
講師 上野貴史(日本たまごかけごはん研究所 代表理事)
書籍 『たまごかけごはん完全本』(宝島社)
会場 たまごの祭典 ~卵と玉子~ 会場内
開催日 2025年11月3日(月・祝)、11月4日(火)
時間 ①11:00~ / ②14:00~ / ③17:00~(各回 約40分)
内容 トーク&デモンストレーション、試食(グランプリ卵3種食べ比べ)
参加方法 予約不要・当日参加自由
公式リンク https://www.hakodate-t.com/event/50599/