函館空港国内線ターミナルビル2階の、ずっと空いてた角地に、ついに新店舗が入りました。
その名も 「北海道おかずマルシェ ふぅ」。2025年12月5日(金)オープン。

空港の公式発表によると、あの「函館ダイニング雅家」を手がける函館北栄が運営する海産物専門店で、テーマはズバリ「海鮮出汁(だし)」。
これは期待できそう。
というわけで、オープン2日目にさっそく行ってきました。
試飲できる店、強い。
この店の最大の特徴は、だしの試飲コーナーがあること。まさか、空港でだしを飲む日が来るとは思いませんでした。時代の流れですね(何が?)
試飲できるのは3種類。

▲函館産の根昆布を使った「昆布だし」(顆粒)

▲同じく函館産の根昆布を使った「根昆布だし」(液体)

▲そして「北海道産ほたてスープ」(顆粒)。
全部、函館産の昆布や北海道の海産物を使ったガチのだし。この3種類が飲み比べできます。
アミノ酸などの調味料を使っていないので、味はガツン系ではなく、じわ〜っと来る自然な旨み。
で、個人的ランキング1位は ほたてスープ。
これはスゴい。お湯に溶くだけで一品完成。具もいらない。うますぎ注意。

顆粒は軽くて持ち帰りやすいので、空港お土産としても優秀。
軽食コーナーもあなどれない
だしメインのお店なのに、しれっと軽食も置いてあるのがうれしいポイント。

特に注目は、だし巻玉子サンド。空港といえばカツサンド……のイメージを裏切る、だし巻玉子オンリーのサンドイッチ。

パンに塗られた明太マヨがちょうどいい塩気で、ふわふわパンとだし巻玉子がめちゃくちゃ相性いい。このバランス、完全にプロの仕業。

さらに、おにぎりもなんだか主張が強い。ラベルに 「箸で食べるおにぎり」と書いてるし。

こちらはだし巻卵おにぎり。

そしてたらこおにぎり。このほか、明太子おにぎりや鮭おにぎりがありました。
ここでおにぎり買って、試飲のだしをちびちび飲みながら、空港のベンチで食べるって裏技を思い付いたぞ。
お土産ラインナップも優秀の一言
だし以外にも、海産物のお土産がいろいろ並んでいて……

特に、函館特産のがごめ昆布を使った調味料など、いつもの食事がちょっとリッチになる製品がいろいろ。

溶かしてご飯に載せるだけで海鮮丼が楽しめる商品も各種ラインナップ。これ、味付けも良くてガチでおすすめ。

さらにオススメは、電子レンジで温めるだけでふわふわのいかめしができるセット。生のイカを使っているので、ふわふわ。真空パックのお土産いかめしでは出せない味。

この日は塩水ウニもありました。豪華。

このほか、冷凍で送れるカニや、ギフトにちょうどいい箱入りセットの用意なんかもあります。
全体的に、商品点数が多すぎないのも逆に好印象。選ぶのに迷わないって、空港では実はすごくありがたいことかも。
そして最後にひと言言いたい。朝食にほたてスープ飲んだら、最高でした。

