【レビュー】 2016/10/1 第3回函館いか祭り

今年で3年目を迎え、すっかり秋のイベントとして定着した観のある「函館いか祭り」。初日の10月1日(土)は10月とは思えないほどの好天に恵まれ、朝からどっと来場者が繰り出しました。「場内すべてイカづくし」の第3回函館いか祭りの様子をお伝えします。

▼10時のオープンを前に会場前にひとだかりが
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▼早く訪れた方のお目当てはおもに、50箱限定の朝いか販売と500食限定の朝いか丼
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▼実行委員長のあいさつと、函館巴太鼓の演奏で開幕
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▼入口の封鎖が解除され、どっと来場者が場内になだれ込む
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▼ほとんどの人がそのまま朝いか丼に行列
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▼その裏では、次から次へとイカがさばかれていく
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▼朝いか丼は1杯300円。いか祭りでは、イカがご飯の熱で温まらないようにと別々の器で提供する。透き通るほどに薄く切られたイカが生姜醤油と合って、とてもおいしい
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▼ほかにもイカ料理がいろいろ

▼お祭りと言えばこれ、という定番メニュー「いか丸焼き」
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▼焼く際にタレを塗るのでなく、焼き上がったイカをタレに通して味を付けるのが特徴
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▼ほかにもさまざまなイカ料理のブースが並ぶ
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▼道南を代表する郷土食、いかめし。その場で炊いた熱々のいかめしを販売
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▼イカがたっぷり入った「いかげそ焼きそば」
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▼ほどよく風味の効いた「いかゴロ味噌汁」
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▼味噌汁の具はイカと玉ネギ
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▼ご飯にたっぷりイカをのせた「いかカレー」
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▼函館人にはなじみ深い、じゃがバター塩辛
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▼いかリング&げそ揚げ。生のイカにその場でパン粉を付けて揚げるので柔らかい
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▼燻製玉子を製造している笹川さんは、イカと燻製玉子を組み合わせた商品を出品
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▼一見するとただのいかめしに見えるが、胴体を切ってみると……
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▼ご飯のかわりに玉子が丸ごと一個入っているというユニークな商品
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▼焼き塩辛とイカバター焼き
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▼函館市本町の居酒屋みやび。オリーブオイルでアンチョビ風に仕上げたという塩辛を出品
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▼試食用に、塩辛そのままのものと野菜を加えたものとを配布していた。オリーブオイルのおかげでさっぱりした旨みが感じられ、使い方によってかなりおもしろい食材になりそう
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▼持ち帰り用の商品も格安販売

▼珍味や生珍味を市価よりも安く、イベント価格で提供
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▼函館こがねの実演販売。さきたての珍味を1カップ100円で提供。
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▼プラ丼に山盛りに珍味を詰め込んだ「メガ盛り」も
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▼11時に朝いかの販売開始。1箱1,000円という驚愕の安さのせいもあり、用意した50箱はオープン時に並んでいた人で完売
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▼朝いか釣り

▼朝いか釣りは12時より開始。開始時刻の少し前に、活イカを運ぶ専用のトラックが会場に到着
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▼トラックから水槽に移され、元気に泳ぎ回るイカたち
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▼イカの活締めについて説明するスタッフの手から逃れようとする
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▼一般客の体験に先がけて、ニコニコ生放送でイカ釣りにチャレンジ
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▼釣 れ ま し た
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▼ローカルヒーロー「イカダベッサーも」いた!
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▼お品書き

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【寸評】年々オペレーションが向上し、混雑の緩和や行列整理が整然となされるようになったのはすばらしい。販売されるイカ料理が毎年少しずつ違うのも、イカの奥深さや幅広さを感じさせて良い。価格の安さも毎年ありがたい限り。運営者・協力者・スタッフの皆さんの働きのおかげで「いか祭り」を楽しむことができることに、敬意と感謝を表したい。

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。