弁天町に開業、貸別荘「プレ・デ・ラ・メール」に行ってきた

ダイボシの屋号で知られ、食品卸や不動産業などを手掛ける橋谷株式會社。最近は、五稜郭駅前の自社所有地「ハコニワ」の運営でも存在感を発揮しています。

そんな橋谷さんが、約50年間使っていなかった自社倉庫を一棟貸しの貸別荘に改装したということで、報道公開にお招きいただきました。概要は函館経済新聞で記事にしましたので、そちらでお読みください。

この記事では、函館経済新聞に掲載しきれなかった写真をご紹介します。

貸別荘「Pres de La Mer(プレ・デ・ラ・メール)」があるのは、函館市弁天町14-14。大町電停から1区画分函館どつく方面に向かうとエネオスのガソリンスタンドがありますが、その隣になります。電車通り沿いです。

外から見ると表の黒い扉が玄関のように見えますが、実は玄関は裏側。上の写真左側に見える木の塀に扉があり、それを通って入っていきます。

扉を通り……

ぐるって回って真裏に玄関があります。

玄関を一歩入ると、広がるダイニング&キッチン。テーブルの上にある見たこともない形状の照明がおしゃれ。階段は2階の寝室につながっています。

注目は、テーブル奥に見える水槽。約100匹の金魚が泳いでいます。そういうのドラマでしか見たことありませんよ……!

実は水槽の真裏がバスルームになっています。ジャクジーに浸かってお酒でも飲みながら金魚の泳ぐ姿を眺めてくださいということでしょうか。こういう突き抜けた感じ、大好きです。

でもお風呂からダイニングのテーブルが見えているし、向こうからもお風呂丸見えだよね、という声が聞こえてきそうですが、なんとスイッチをポンと押すだけで……

水槽が細かい気泡で満たされて目隠しになるというギミックが……!まさに文字通りバブル(泡)感満載。海外の富裕層に受けるためには、このくらいやりすぎな感じがちょうど良いのかもしれません。とっても楽しいです。

バスルームの手前の脱衣所・洗面所スペースには、花と緑で満たされたショールームのような不思議な空間が。

この空間の対面には洗面台があり、そこで鏡を向くと……

鏡の中に絵画のように花と緑が映し出される仕掛けに。映える自撮りができます。

こちらはリビング。テレビの下にはバイオエタノールを燃料とする暖炉があり、温かみが感じられます。

広くて使いやすいキッチン。調理器具はもちろん、食器も完備。

寝室は2つ、ベッドは4つあります。基本的には大人向けとのことでした。

古い建物がリノベーションされ、海外の富裕層にも訴求する物件に生まれ変わって活用されるのは本当に素晴らしいと思います。函館に再び世界中からお客さんがやってくる日が一日も早く帰ってきますように。

函館弁天町の貸別荘 Pres de La Mer

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。