【フォトレポ】「ハコダテアンチョビ×はこだてわいん」の最強タッグに出会う

厄介者扱いされていた函館産真イワシを有効活用した商品として話題を呼んでいる「ハコダテアンチョビ」についてこんな投稿を見まして。

商品化される前から「函館経済新聞」に書いたりして応援している私。

なんだかよくわからないけど良さそうだから行ってみよう!ということで、さっそく立ち寄ってみました。

地下1階の「函館つながる市場」と名付けられた屋台風の一角。どどんと積み上げられたハコダテアンチョビ。

そして並んだ北海道産原料100%のはこだてわいん各種。

ただ並べているだけでなく、はこだてわいんの社員さんたちがどんどん試飲を勧めてくれるのです。

ハコダテアンチョビを使ったガーリックトーストの試食を配りながら。

はこだてわいん取締役企画室長の渡辺富章さんは「当社は今年で創業50周年。この節目であらためて創業の理念に立ち返り、地域の取り組みや食材を後押ししていこうと考えた」と今回の企画の趣旨を説明してくれました。

アンチョビはワインにとって相性の良い食材ということもあり、「ハコダテアンチョビ×はこだてわいん」のタッグで共同プロモーションを展開していくようです。

売り場には、ハコダテアンチョビを使った料理の写真とレシピも展示。

いずれも、北斗市「ボッケディッシュ」のエシカルシェフ・齊藤亘胤(のぶつぐ)さんが考案したレシピです。その料理に合うワインも紹介されています。

持ち帰りできるレシピカードもありました。

ハコダテアンチョビがおいしいだろうことはわかっていても、「どう使ってよいかわからない」という人もそれなりにいるはず。

今回のように料理のレシピを紹介し、ワインを隣に置いて、買い物客に「食べるシーン」を想像させると、双方の売り上げがグッと増えるに違いありません。

実際、売れた模様。

はこだてわいんの社員さんに「北海道物産展でワインとアンチョビを並べて売ったら売れると思いませんか?」と尋ねてみたら、ものすごく前向きな反応が返ってきました。

もしかしたら、今後ハコダテアンチョビが道外の皆さんのもとにお目見えする機会があるかも?


「ハコダテアンチョビ×はこだてわいん」試食会は22日(日)も10:00~17:00開催。在庫がなくなり次第終了する場合があります。

食とつながるWINE 道南食材発掘プロジェクト

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。