【2024年10月】GLAY聖地として知名度爆上げ、北海道乙部町「シラフラ」展望スペースへの行き方

この記事は、2024年10月3日にオープンした「滝瀬海岸シラフラ展望公園(シラフラ眺望スペース / シラフラ展望台 / シラフラ展望スペース)」の紹介と、現地への行き方をまとめた記事です。

シラフラとは

函館市中心部から車でおよそ2時間、北海道乙部町にある絶景スポット。「滝瀬海岸」と呼ばれる砂浜のすぐそばに高さ20mほどの白い断崖が約500mにもわたって連なっています。砂漠の惑星に降り立ったかのような荒涼とした美しさと圧倒的なスケール感。

長年、全国的にはほとんど知られていませんでしたが、2023年1月にフジテレビ系で放送された「タカアンドトシの北海道全力絶景」で紹介されました。

番組内では、GLAYのTERUさんとTAKUROさんがシラフラを見下ろす場所で「BELOVED」と「永遠を名乗る一秒」を熱唱・演奏。それ以来、「GLAYの聖地」として訪れる人が激増しています。

2024年10月「シラフラ展望公園」オープン

そんなこともあって乙部町は、TERUさんとTAKUROさんが演奏した場所(崖の上)を整備。2024年10月3日に整備が完了し、「滝瀬海岸シラフラ展望公園」としてオープンしました。

従来はただの原っぱだった場所にトイレ棟(休憩所)と展望デッキを新設し、砂利だった駐車スペースを舗装。


▲デッキからの眺め


▲トイレ棟内部。大きな窓からシラフラが見えます。イスなどはありません


▲乙部町を紹介する動画とGLAYの楽曲が流れています。自販機で町の特産品を販売

また、これまではシラフラを砂浜から観賞するためには、離れた場所に車を停めて砂浜を600m歩く必要がありましたが、この崖を直接降りてシラフラに近付けるよう、階段も新設されました。


▲砂浜へ続く階段


▲下から見上げると果てしなく続く階段に見えますが、案外上りやすいように設計されています

階段を降りると、シラフラはすぐ目の前。上から見下ろすのとでは迫力がまったく違うので、できる限り階段を降りて間近から観賞することをお薦めします。

【参考リンク】
滝瀬海岸「シラフラ」(乙部町公式サイト)

シラフラ展望公園への行き方は

北海道乙部町のGLAY聖地「シラフラ」を見ることができる「滝瀬海岸シラフラ展望公園(シラフラ眺望スペース / シラフラ展望台 / シラフラ展望スペース)」に迷わずに行く一番確実な方法は、Googlemapを使うことです

シラフラ眺望スペース」で検索すると、現地まで確実に案内してくれます。「シラフラ」ではなく、必ず「シラフラ眺望スペース」で検索してください。

「それではちょっと不安……」という方のために、国道からの道順を解説します。先に全体図を見たほうが理解しやすいと思うので、まずはこちらをご覧ください。


矢印は函館方面から行く場合の想定です。基本的には、

(1)国道277号を南から北へ進み、看板で左折

(2)左折したらすぐ左手に建物(滝瀬寿の家)があるので、建物手前で左折

(3)そのまま道なり

で着きます。

●写真付き解説

以下、同じことを写真付きで掲載します。


(1)国道277号を南から北へ進み、看板で左折


(2)左折したらすぐ左手に建物(滝瀬寿の家)があるので、建物手前で左折


(3)そのまま道なり ※赤丸のところに「シラフラ眺望スペース」の看板があります


▲上の写真の拡大

●間違えやすい箇所


国道沿いに出ている看板は、左折したらまっすぐ400m進むように指示しているため、これに従って進んでいく車が多数あります。

これに従って進んでも、「シラフラ展望公園(シラフラ展望スペース)」に行くことはできません。必ず、「国道を左折したら息つく間もなくすぐ左折」を守ってください。

ちなみに、まっすぐ400m進むとどうなるかというと、狭い駐車スペースで行き止まりになります。そして、そこから海岸へ降りて600m砂浜を歩いてシラフラへ行くよう案内する看板が立っています。


展望公園オープン前は、これがシラフラへ降りる唯一のルートだったため、看板や案内表示などはまだ従来のままになっているようです。おそらく今後更新されていくと思いますが、記事執筆時点での情報として掲載しておきます。

ちなみに……

上の看板に書かれている「くぐり岩」も、これはこれでなかなかの映えスポットなので、ぜひ立ち寄ってみてください。

※この記事は2024年10月13日時点での情報です

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。