この記事では、2016年1月17日(日)に金森ホールで開催された「カキ・ニラ知内フェア」の様子を写真とともに紹介しています。
これは、道南の知内町が初めて函館市で実施したプロモーションイベント。毎年2月に開かれる同町の名物イベント「カキVSニラまつり」のPRを兼ねて、特産品のカキとニラを使った料理や特産品の販売などを行いました。
▼会場はお客さんでびっしり
▲ホール左右の壁ぎわに販売ブース、中央に飲食スペースが設けられた。飲食ブースには50人程度の行列ができ、座席は常時埋まっているほどのにぎわいぶり
▲場内上方に掲げられた大漁旗が気分を盛り上げる
▲飲食・物販は10枚つづり1,000円のチケット制。チケット購入者には蒸しガキ2個をプレゼント
▲プレゼントの蒸しガキ。大きい。
▼知内産食材の料理を格安販売!
金森赤レンガ倉庫内「函館ビヤホール」が料理の提供と販売を担当。知内産のカキ・ニラ・アワビなどを使った手の込んだ料理を1品100円からの格安な料金で販売した
▲カキ大和煮丼。カキの柔らかさと食感を残しつつ、しっかりと甘めに煮込んでいる
▲カキのガーリックパウダー焼き。ただ焼いただけでもおいしいが、こうすると一気におしゃれな食べ物に……!
▲カキのクラムチャウダー。おいしくないわけがない
▲こちらはカキとニラの中華スープ。カキとニラの調和ぶりがすばらしい
▲ニラと豚肉の冷製ゴマダレ。この時期のニラは「一番ニラ」と呼ばれ、特に甘みが強くて柔らかいという
▲知内産ニラのチヂミ。ニラの用途の幅広さを感じつつおいしくいただく
▲蒸しアワビうろ醤油&アワビのステーキわさびクリームソース。アワビは固い食べ物だと思ったら大間違い。板かまぼこくらいのほどよい食感と、貝特有の凝縮されたうまみに驚かされる
▼知内自慢の品がそろう物販コーナー
▲スモークサーモンなどの燻製製品などを幅広く製造する三洋食品知内工場は試食販売を実施
▲その他、水産加工品をはじめ幅広い食品類が並んだ
▲知内ニラ「北の華」は、まとめ買いする人も
▲知内町産そば(乾麺)。買わなかったが味が気になる
▲知内では実はカボチャも作っていた。知内かぼちゃどら焼き
▼ステージイベント
▲知内町のキャラクター、にららちゃんとかき太郎。かき太郎はカキ剥き用のナイフを持っている(すでに剥き身なのに)
▲知内町郷土芸能「中ノ川太鼓」
▲「知内町の歌姫」と紹介された山崎智香子さん。日本大衆音楽祭最優秀歌唱賞を受賞したすごい方だった
【寸評】プロが調理しただけあって、料理はどれも大満足。イベントで提供される飲食物のレベルをはるかに超えており、「地元のおいしい食材をおいしく食べてもらおう」との町側の思いが伝わってくるようだ。
ただ、残念ながら来場者を低く見積もっていたようで、通路も座る場所も十分にはなく、それゆえに来場者の滞在時間が短くなったように思われた。また、来場者が料理販売ばかりに集中してしまい、その行列の影響もあって他の物販があまり芳しくなかったようにも見えた。
毎年開催する性質のイベントではないかもしれないが、知内のカキ・ニラは函館でもかなりの集客要素があることを踏まえて、次回がもしあればさらに規模・会場ともに拡大を望みたい。
【追記】関係者より、来年も開催する計画ありとの情報をいただきました。
佐々木康弘
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