函館蔦屋書店2階ステージ(CD・DVDレンタルコーナー前)にて、「海峡が見た夢~青函連絡船写真展」が開催されています。3月11日(金)まで。
元国鉄のカメラマンで、現在はNPO法人語りつぐ青函連絡船の会の副理事長を務める白井朝子さんの写真集「青函連絡船 海峡の記憶」の中から選んだ写真を十数点のパネルにして展示。さらに、パネルで展示されていない写真も含め約80点を大型ディスプレイでスライド上映しています。営業時間内は自由に観覧できます(最終日の11日は17:00まで)。
大型ディスプレイで見る写真は非常に高精細で、当時の様子が昨日の出来事のようにくっきりと浮かび上がります。青函連絡船にそれほど思い入れがなくても、きっと見ているうちに引き込まれていくはず。
摩周丸のコンパス甲板に展示されているステンレスのエッチング作品8点も近くに展示。冬季は積雪のためコンパス甲板から下ろして室内に展示しているとのことですが、今回は特別に蔦屋書店で展示しています。
▲ずらりと並んだエッチング作品。函館港や連絡船の歴史などを表現している
普段は青函連絡船摩周丸でしか購入できない「摩周丸賛歌」のCD。写真展期間中は蔦屋書店内でも販売します。 ※3月21日以降は、函館駅構内「いるか文庫」でも販売
6日(日)には、CDに歌を収録したアマチュアミュージシャンによるミニライブが開催されました。
スクリーンに映し出される青函連絡船の風景と、情感たっぷりの曲とがあいまって、なんだか胸が熱くなるようなひと時でした。
函館蔦屋書店公式情報
「海峡が見た夢~青函連絡船写真展」
佐々木康弘
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