第6回親子体験デー&第18回ヒトハコ市(1日目)レビュー

第18回ヒトハコ市
「Windハナレィムーン」のブースでは肩もみや足・ハンドマッサージなどができる

この記事では、2015年2月21日(土)・22日(日)開催のイベント「第6回親子体験デー&第18回ヒトハコ市」の様子を写真で紹介しています。五稜郭商工親和会と協同組合ごりょうかくが年に一回のペースで開催する親子向けイベント「第6回親子体験デー」と、まちづくり五稜郭主催の月に一度のマーケットイベント「第18回ヒトハコ市」の2つのイベントが同じ会場で開催されています。会場はホテル函館法華クラブ2階ブリリアンホール。飲食店や雑貨、ハンドメイド品など2日間合計で26店舗が出店します。

イベント詳細は告知記事に掲載しています

第6回親子体験デー&第18回ヒトハコ市

会場となる法華クラブ2階ブリリアンホール入口付近

▼ヒトハコ市チャレンジ出店&初出店

第18回ヒトハコ市

第18回ヒトハコ市

レジンアクセサリーの「偲夢*SIM」

第18回ヒトハコ市

「ラタンとよみ」。大小さまざまな籐製品が並ぶ

第18回ヒトハコ市

「足の健康 サロン オーララ」の足育ブース。気になる方はぜひ

第18回ヒトハコ市

輸入インテリア雑貨の「MOJAN」。お勧め品を尋ねたところ、カナダ産のキャンドルを紹介してくれた。キャンドルなのに暖炉で木が燃えるようにパチパチと音がするらしい

第18回ヒトハコ市

第18回ヒトハコ市

函館酪農公社は最近の新商品を出品

第18回ヒトハコ市

有機スパイスの販売などを行う「エヌ・ハーベスト」。日本でも同社しか扱っていない珍しい品もいろいろ

第18回ヒトハコ市

パソコンの販売や修理でおなじみの「ブルーコンピューター」は、ガラポンによるおもちゃくじで出店

第18回ヒトハコ市

妖怪ウォッチグッズの販売も

第18回ヒトハコ市

土産品の開発などを行う「たかせ」。シャキシャキした食感がおいしい「ななえ漬」が好評

第18回ヒトハコ市

函館の2大特産品を使用した「がごめ昆布と真いかのカレー」もたかせのオリジナル商品

第18回ヒトハコ市

第18回ヒトハコ市

フレーバーがいろいろ選べるタピオカドリンクを提供していた「かふぇ とろん」

第18回ヒトハコ市

「Windハナレィムーン」のブースでは肩もみや足・ハンドマッサージなどができる

 ▼特別出店

特別出店として、地元の人気店「焼肉物語 牛若」と「地元家」が出店。

第18回ヒトハコ市

地元家は人気メニューの海老麺などを販売。

第18回ヒトハコ市

あっさりしているのにエビの旨みたっぷりのスープは、全部飲みたくなる一杯。イベント価格の500円

第18回ヒトハコ市

「焼肉物語 牛若」は、牛タンシチューや牛ステーキ丼などを販売

第18回ヒトハコ市

牛ステーキがおいしく焼き上げられていく

第18回ヒトハコ市

牛ステーキ丼。こんなにお肉がのって600円!

 ▼第6回親子体験デー

1日目のこの日はもちつき大会のみ実施。2日目となる22日(日)は、綱引き大会、はねつき大会、ケーキ作りなども行う。

第6回親子体験デー

お餅屋さんの指導のもと、子どもたちが次々にお餅に杵を振り下ろす

第6回親子体験デー

つき上がったお餅を手早く丸めていく

第6回親子体験デー&第18回ヒトハコ市

あんことうぐいす粉をまぶして会場のお客さんに配布された

イベント詳細は告知記事に掲載しています

【寸評】主催者の違う2つのイベントを同じ会場で一体的に行うことはしばしばあるが、そのような場合には広報も一体的に行われるのが普通。今回、商店街組織(協同組合ごりょうかくなど)が主催する「親子体験デー」は新聞広告で、まちづくり会社(まちづくり五稜郭)主催の「ヒトハコ市」はいつも通りチラシ・ポスターやウェブでそれぞれ告知を行ったが、どちらも自分たちが主管する部分にしか触れず、同じ会場で他のイベントが同時開催されることが大変わかりにくいものとなっていた。

特に、親子体験デーについては、来場者にとって最も重要な情報であると思われる体験プログラムの内容や実施時間についての主催者によるウェブ発信は一切なかった(注)。

イベントの見込み客である市民へ情報を届けるためには、「イベントを2つくっつければ来場が増えるのではないか」といった主催者の都合に立った視点ではなく、お客さんの側に立ったわかりやすい広報が必要ではないだろうか。主催者同士でしっかりと役割分担などを決めて協力し合えば、別々に広報するよりも何倍もの効果があり、お客さんにも親切なものとなる。各参加店舗を含むイベントの中身自体は楽しめるものだけに、次回開催時の改善を望みたい。

(注)北海道新聞みなみ風と函館新聞には告知記事として掲載され、北海道新聞ウェブにはその記事を基にした開催情報が掲載されたため、一切の事前情報がなかったわけではありません

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。