この記事では、2015年2月21日(土)・22日(日)開催のイベント「第6回親子体験デー&第18回ヒトハコ市」の様子を写真で紹介しています。五稜郭商工親和会と協同組合ごりょうかくが年に一回のペースで開催する親子向けイベント「第6回親子体験デー」と、まちづくり五稜郭主催の月に一度のマーケットイベント「第18回ヒトハコ市」の2つのイベントが同じ会場で開催されています。会場はホテル函館法華クラブ2階ブリリアンホール。飲食店や雑貨、ハンドメイド品など2日間合計で26店舗が出店します。
イベント詳細は告知記事に掲載しています。
▼ヒトハコ市チャレンジ出店&初出店
▼特別出店
特別出店として、地元の人気店「焼肉物語 牛若」と「地元家」が出店。
▼第6回親子体験デー
1日目のこの日はもちつき大会のみ実施。2日目となる22日(日)は、綱引き大会、はねつき大会、ケーキ作りなども行う。
イベント詳細は告知記事に掲載しています。
【寸評】主催者の違う2つのイベントを同じ会場で一体的に行うことはしばしばあるが、そのような場合には広報も一体的に行われるのが普通。今回、商店街組織(協同組合ごりょうかくなど)が主催する「親子体験デー」は新聞広告で、まちづくり会社(まちづくり五稜郭)主催の「ヒトハコ市」はいつも通りチラシ・ポスターやウェブでそれぞれ告知を行ったが、どちらも自分たちが主管する部分にしか触れず、同じ会場で他のイベントが同時開催されることが大変わかりにくいものとなっていた。
特に、親子体験デーについては、来場者にとって最も重要な情報であると思われる体験プログラムの内容や実施時間についての主催者によるウェブ発信は一切なかった(注)。
イベントの見込み客である市民へ情報を届けるためには、「イベントを2つくっつければ来場が増えるのではないか」といった主催者の都合に立った視点ではなく、お客さんの側に立ったわかりやすい広報が必要ではないだろうか。主催者同士でしっかりと役割分担などを決めて協力し合えば、別々に広報するよりも何倍もの効果があり、お客さんにも親切なものとなる。各参加店舗を含むイベントの中身自体は楽しめるものだけに、次回開催時の改善を望みたい。
(注)北海道新聞みなみ風と函館新聞には告知記事として掲載され、北海道新聞ウェブにはその記事を基にした開催情報が掲載されたため、一切の事前情報がなかったわけではありません
佐々木康弘
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