この記事では、2015年4月18日(土)に函館蔦屋書店で開催されたイベント「はこれる大学」の様子を写真で紹介しています。「はこれる大学」は、函館市内の各大学に通う学生たちが、各大学の部活やサークル、大学を横断した学生団体の取り組みを実演やワークショップなどで紹介するイベントとして開催され、4大学(教育大函館校・函館大・北大水産・未来大)の学生たちが関わる14団体が参加しました。
▼「見せる」ことを中心とした企画
「まえだゆりな」さんと「Naked Full Moon Pierrot」による歌のライブ
カホンとギターの弾き語りユニット「こまくろ」。この日が最後のステージとなった
カホンのリズムが心地よく体に響いてくる
北海道教育大学函館校吹奏楽団
函館大学映像製作チーム。まったくの素人集団が3ヶ月で仕上げたというショートムービーを上演した
▼「考える」ことを中心とした企画
ボランティア活動などに積極的に取り組む「アザレア全線」
「アザレア前線」は東日本大震災の被災地と中継をつないで現状を伝えるワークショップを実施した
日本の難民問題について、難民たちの故郷の料理を実際に作って食べながら考える活動をしている「うみわた会」
「うみわた会」はグループに分かれてワークショップを実施していた
消費活動を通した途上国支援に取り組む「TFT-HAKODATE」
▼「作る」ことを中心とした企画
ものづくり活動を行う女子学生の団体「Fabガール」のブース
「Fabガール」はレジンを使ったアクセサリーやキーホルダーの制作体験を実施
「ネイパル森ボラチーム」のブースでは、輪切りにした木を使った工作が体験できた
学生が運営するバー「Bar do?」は、ノンアルコールカクテル作りで出展
シェイカーの振り方も教えてくれる
▼「体を動かす」ことを中心とした企画
未来大ダンスサークル。最初に幾つかのダンスを披露し、続いて観客参加によるダンスワークショップを行った
函館野外劇 学生殺陣チーム。木刀を持って殺陣体験
大人は木刀、子どもは紙の筒で刀さばきを体験した
親子で一緒に体を動かせる遊びを教えてくれた「SPORTS北海道」
【寸評】大学生の活動を地域社会にPRする貴重な機会であるだけに、実際に各ブースを訪れた人が少なかったのがとても残念。函館蔦屋書店の玄関で来店客にパンフレットを渡していた割には、各イベント・各ブースに人を呼び込めなかったように見受けられた。各団体の発表や体験の内容についてもっと具体的に、来店者の興味を引くように当日パンフレットに書くことが必要だと感じる。広報物のデザインも学生が手がけたとのことだが、デザインとは文章としての内容を充実させた上に成り立つものであることを理解して欲しい。次回は、各団体に書かせた団体の紹介文をそのままパンフレット等に載せるのはやめにしていただきたい。
※主催者より批評的な感想を求められていたので、あえて今回は厳しいことを書かせていただきました。これにめげずにぜひ来年も継続してください。