開業300日前なのに、早くも北海道新幹線駅弁発売!

北海道新幹線弁当
パッケージから出すと2段になっている

駅弁製造・販売の「函館みかど」(北海道キヨスク函館支社)は5月14日より、北海道新幹線開業記念駅弁「箱舘新景」(はこだてしんけい)の販売を開始しました。

北海道新幹線弁当

北海道新幹線開業記念駅弁「箱舘新景」パッケージ

慶応4年・明治元年(1868年)に発売された木版画「箱館真景(箱舘真景・はこだてしんけい)」を背景に、北海道新幹線H5系をあしらったパッケージ。開港都市としての歴史と未来への広がりを感じさせるデザインです。
※箱館真景の原画はインターネットで公開されています。こちらからどうぞ(函館市中央図書館デジタル資料館)

ちなみに、「2015年度末」(公式発表)の北海道新幹線開業までにはあと約300日あります。記念弁当の発売はなかなか気が早い話ではありますが、駅弁のパッケージ側面には「開業を祝う心を添えた駅弁です」の一文があるので、開業の前祝いと受け止めましょう。なお、一部報道では北海道新幹線開業日の最有力候補として2016年3月12日(土)が挙げられています。夏頃までには正式発表される予定です。

北海道新幹線弁当

パッケージから出すと2段になっている

さて、北海道新幹線駅弁の中身ですが、北海道産の食材をふんだんに使用した二段弁当となっています。北海道食材として人気の高いアスパラが2本どーんと乗っているのがまず目を引きます。

北海道新幹線弁当

彩りいか寿司

ご飯のお重の片方は、駅弁コンテストで入賞したこともある「彩りいか寿司」。いか飯に似ていますが、イカの胴体に酢飯を詰めたお寿司。さっぱりとした味わいで飽きずに食べられます。れんこんとイクラが彩りを添えます。

北海道新幹線弁当

たらこといか昆布のごはん

ご飯のお重のもう片方は、「たらこといか昆布のごはん」。ともすれば味が濃くなりがちなお弁当ですが、こちらはほど良い味付けでおかずに良く合います。

北海道新幹線弁当

ごっこの唐揚げ

特徴的なおかずとして挙げたいのは、「ごっこの唐揚げ」。函館で冬に獲れる魚「ゴッコ(ホテイウオ)」をからりと揚げており、独特の柔らかな食感が楽しめます。

その他のおかずは、昆布のふくめ煮、プチ肉じゃがコロッケ、豚肉の照り焼き、ブリのエスカベッシュ、金時豆、ブロッコリー、ミニトマト、厚焼き玉子。1個1,300円(税込)で、10時30分から1日10食限定で販売とのこと。正直、気軽に手が出るお値段とはちょっと言いがたいところではありますが、北海道新幹線を応援する気持ちを込めて話の種にぜひ。

箱舘新景

「箱舘新景」ポスター(函館みかどウェブサイトより)

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。