この記事では、2015年6月20日に湯倉神社で開催された「湯倉の杜」の様子を写真で紹介しています。これは湯倉神社氏子青年会が夏至の時期に合わせて主催しているもので、子どもを対象とした各種体験とキャンドル点灯などを行うイベントです。イベントの締めくくりには、函館を拠点に全国と世界各国で演奏活動を行う「ひのき屋」ライブが行われました。
▼体験イベント
まずは廃油キャンドルづくり。上部を切り落としたペットボトルに好きな柄を描く
次に、キャンドルの芯になる糸に重りをつけて垂らす
やかんから廃油を注ぐ
そのまま冷えて固まれば廃油キャンドルのできあがり
こちらは丸山園茶舗さんのほうじ茶作り体験
アルコールランプで熱したミニ釜に茎茶を投じて熱を加え、香ばしいほうじ茶にする。できたほうじ茶は持ち帰れる
餃子の皮で作るミニピッツァ。好きな具をのせていく
スタッフが鉄板で焼いてくれるので、すぐその場で食べられる
なかなかおいしそう……
折り方を少し変化させるだけでものすごく飛ぶ紙飛行機作りの体験も
ふと気付くと、湯の川のご当地キャラ「ちかつまる」が会場に出現していた
▼神社内ミニめぐりツアー
神主さんが神社の作法や湯倉神社内のあれこれを教えてくれる「神社内ミニめぐりツアー」
手水場では、参拝する前の手や口の清め方の作法を教授
拝殿の中も見学。正面の扉の奥には御神体があるが、1枚目の扉は開けることがあっても2枚目の扉は決して開けないのだとか
境内にある「日吉神社」。産業道路ができる際に移転を余儀なくされ、ここに移されたという。日吉町の町名はこの「日吉神社」に由来するとの説明
▼キャンドル点灯
まだ夕暮れ前の頃から、廃油キャンドルに灯りが点された
ハート型に並んだキャンドル
参道の両脇にもキャンドルが並んだ
▼神楽「浦安の舞」
湯の川地区の子どもたちが神楽を舞う
大役を果たすとあって真剣そのもの
▼ひのき屋奉納ライブ
イベントの締めくくりに「ひのき屋」が登場
たっぷりと1時間以上も演奏。子どもも大人も大変な盛り上がり
【寸評】有志による手づくりのキャンドルイベントとしてすっかり地域に定着。毎年さまざまな体験で子どもたちを楽しませてくれる。神楽奏上に先立つあいさつで宮司が話した「神と人とが共に楽しむ、神人和楽(しんじんわらく)の機会になれば」との理想が体現された、とてもほほえましい空間になっている。開催時間が長いので、会場内で飲み物や食べ物が買えるとさらに良いかと思った。