来年1月に東京ドームで開催される「全国ご当地どんぶり選手権」の予選会に函館朝市の創作どんぶり「函館朝市漁り火がごめ丼」が出品されることとなり、これを記念して8月1・2日の2日間、函館朝市でこのどんぶりが500円で提供されました。
「函館朝市漁り火がごめ丼」は、ホタテが入った白いご飯の上にイカと刻みガゴメ昆布を和えたものをのせ、さらにイクラとウニをのせたオリジナルどんぶり。ネタそのものの味しかしない海鮮丼とは一味違い、昆布のうまみがアクセントとなって深い味わいが広がります。ガゴメ昆布のネバネバ感はそれほど強調されていないので、磯の香りやネバネバが苦手な人もそんなに気にならないはず。500円の「小ぶり丼」といってもしっかりとご飯も具材も量があり、1000円近くしてもおかしくないクオリティです。
このどんぶりがエントリーする「全国ご当地どんぶり選手権」は、地元産の食材、または地元食文化に根ざした食材を使うなど「ご当地性」を備えたどんぶりの中からナンバーワンを決める大会。全国各地から集う出場者がハーフサイズのどんぶりを1杯500円で提供し、それを食べた来場者による投票でグランプリを決定します。前回は10日間で42万人が来場し、投票の結果、山形県の「米沢牛ステーキ丼」がグランプリを獲得しています。今年は北海道から大分県まで13の道と県から16種類のどんぶりがエントリー。
ただし、16のどんぶりのうち、東京ドームで開催される本選に進めるのは11種類。今年9月に東京ビッグサイトで開かれる「ツーリズムEXPOジャパン2015」内で行われる予選会を通過しなければなりません。
テレビや雑誌、ウェブなどで繰り返し報道され、メディアでの注目度もすこぶる高いこのイベント。「イカ」と「ガゴメ昆布」という函館の2大特産品を活かした「函館朝市漁り火がごめ丼」の好成績を、いや、優勝を願いましょう!
参考サイト
ふるさと祭り東京2016
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佐々木康弘
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