この記事では、2015年10月18日(日)に開催された函館大学の大学祭「第50回函大祭」の様子を写真とともに紹介しています。最後に紹介する「超小型マキストーブ」と「函館式大砲型どんきみ」は普段なかなか見られない逸品です。
▲正面玄関前の敷地に模擬店のテントが並ぶ
▼屋内会場
▲大きなポスターの横を通りすぎて玄関から建物の中へ
▲玄関を入ってすぐの大学祭受付コーナーで、木箱入りのオリジナルクッキーが売られていた。バラでも買えるとのことなので、1袋だけ買ってみた。
▲袋から出した状態。きれいに焼印が押されている。
▲学生に絶大な人気を誇るという「喫茶セ・ラーム」。ハンバーグやカレーなどのメニューを提供していた。
▲廊下を進んでいくと、一番奥の教室が「脱出ゲーム」の会場になっていた。5つの謎を解いて10分以内に脱出しなければならないというルールで、一度でクリアするのは難しいらしく、何度も挑戦している子供たちが教室前で作戦を練っていた。時間の関係でこちらは体験できず。
▲学生さんの研究発表を貼りだしている教室もある。なかなか興味深い内容のものも。
▲大講堂では軽音楽部のライブ。ちょうどガールズバンドが演奏していた。
▼屋外会場
▲なにやらアニメ系のポスターが。「函館大学名物 温泉まんじゅう」の店らしい。
▲その場でまんじゅうを蒸して販売している。隣に中古のコンテナを置き、休憩場所としていた。
▲元気一杯に手作りおにぎりを売り込んでいた男子学生たち。男の子が作っただけあって、1個のおにぎりがかなり大きい(笑)
▲冷凍餃子じゃなく、生の手作り餃子を販売している模擬店も。何百個の餃子を黙々と作ったのだろう……
▲その苦労をしのびつつ、焼きたて餃子をいただきました
▲アフリカ太鼓や民族楽器を体験させてくれるコーナー。
▲即興でセッションも
▼大学祭に大砲登場!?
▲模擬店が並ぶ一角に、小さいけれど存在感のある大砲が!
▲実はこの大砲、函館唯一の木型職人・上野山隆一さん(ウエノヤマ技巧 代表)が製造した「函館式大砲型どんきみ」。大砲の砲身で、米や麦などに圧力をかけて膨らませる「どん菓子(ぽん菓子)」を作ることができる。木型職人とは、鋳物を製造するための木型を作る技術者のこと。
▲この日も実際にどん菓子作りを実演し、作ったばかりのどん菓子を紙コップ1杯100円で販売していた。わかりにくいが、学生さんが手をかけている箱にどん菓子がたっぷり入っている。
▲ウエノヤマ技巧は普段、木型を作って様々な鋳物製品を考案・製造しており、最近はこの「超小型マキストーブ」の引き合いが多いとのこと。部屋の中でも場所を取らない大きさで、それでいて暖かさは本格的。キャンプや釣りなどに出かける人からも、「クルマで持ち運びできて便利」と重宝されているとのこと。鋳物のマキストーブとしてはかなりお安い6万8,000円。見ているとちょっと欲しくなってくる。
【寸評】ちょっと屋内の催しが少なかったように思ったが、楽しませようという意思や、自分たちが楽しんで参加している感じはよく伝わってきた。時間があれば子どもたちに混ざって脱出ゲームをやりたかった(笑)。
佐々木康弘
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