【ロングラン開催】北海道おもてなしステーション(北斗市) レビュー

2016年4月29日(金・祝)から新函館北斗駅隣接の西側公園で始まった北海道と北斗市主催のイベント「北海道おもてなしステーション」の4月30日(土)の様子を撮影してきました。

これは、北斗市の店と道内各地の店各4店舗ずつ、計8店舗が出店するフード販売を中心としたイベントです。

▼フード販売ブース

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▲「北海道おもてなしステーション」は、5月8日まで毎日開催。その後は11月6日(日)まで、毎週末に開催される
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▲会場全景
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▲北斗市の出店が4件、道内各地からの出店が4件。どちらも途中で入れ替えになるとのこと
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▲ザンギに「北斗流」とつくだけで興味をそそられるのはなぜなのか……
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▲十勝名物の豚丼
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▲「本物の利尻昆布ラーメンは塩味です」と書かれている。本物じゃない利尻昆布ラーメンを知らないが、そう言うのならきっとそうなのだろう。ひとつ知識が増えた
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▲からあげグランプリとかいう大会で賞を取ったお店もあった。でものれんは「ザンギ専門店」だ
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▲せっかくなのであぶりたての豚丼を購入。思いのほか柔らかい
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▲たちかまと北斗流ザンギ

▼お菓子販売ブース

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▲5月5日までは、北斗市内の和洋菓子店など6軒が出店している。つまり、同期間中だけ出店者が通常の8軒から14軒に増えている
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▲ホッキのお寿司を和菓子で表現した「ずーしーもっちー」(菓匠ゆめや)と、ずーしーほっきーのイラストをチョコに描いた「もちもちエクレア」(ジョリクレール)。北斗市ならではのお菓子がそろい踏み

▼その他場内の様子

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▲ステージにどこでもユキちゃんが登場
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▲北海道と東北のパンフレットなどを設置したブースも設けられている
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▲パネルとパンフレットがあるだけ
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▲北斗市単独のPRブースも設けられていた

▼駅構内では……

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▲1階の展示スペースに、2階にある「BENTO CAFE」の弁当や青森の物産を売るブースが設けられた
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▲東北の物産販売コーナー
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▲ネット上で結構話題を呼んだ、ダスキンの北海道新幹線スポンジも大量に売られていた

▼観光案内所では

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▲駅2階の北斗市観光案内所では、ゴールデンウィークに合わせて3つの体験を実施。外国人の講師と英語で話しながらプラ板キーホルダーを作る体験というのがなかなかユニーク
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▲これが完成見本。なかなか味があっていい感じ
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▲花びらの形の紙にメッセージを書いて貼り、桜を満開にしようという企画も行われている
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▲単純ながら季節にぴったりでなかなか楽しい企画だ

【寸評】5日までは北斗市内の店舗が増えているが、その後は北斗市と道内各地の店を合わせて8店舗の規模のイベントになるとのことで、少し規模が中途半端なのではないかというのが正直なところ。
わざわざ寄りたくなるほどの規模に大きくするか、規模は小さくても「おもてなし」の精神を前面に出した企画を用意するかのどちらかを狙うべきだと感じてしまう。ロングランに向けての危うさを感じるスタートではある。
全国各地の鉄道会社でのイベント列車・観光列車などでは、地元の人たちによるホームでの歓迎イベントや特産品の物販、振る舞いなどを行うことが多いが、新函館北斗駅では物理的な制約もあってそれらは難しいと思われ、悩ましいところではないだろうか。

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。