函館蔦屋書店で5月11日(土)・12日(日)の2日間開催されるマーケットイベント「函館ファーマーズマーケット」に行ってきました。
これは、道南を中心に北海道の食材と、その食材を生産・加工する作り手が集まるマルシェ。生産者さんからいろいろ話をお聞きして、とても楽しい時間を過ごすことができました。
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この記事では、優れた商品や気になる商品を中心に出展内容をご紹介します。1ページ目では、特に気になった4店舗をピックアップ。
▼くまさんファーム
土づくりから徹底的にこだわり、トマトを中心に有機農法で作物を栽培する農場。トマトをそのままかじったような味と香りがするトマトジュースの生産もしています。
ミニトマトを原料にしたトマトジュースも生産。普通のトマトではありえない、黄色やオレンジ色のトマトジュースもあってユニーク。
▼澤田米穀店
お米をおいしく食べてもらうことにこだわっているお米屋さん。贈答用にも最適なお米の真空パック(上の写真で手にしている商品)も大好評。
最近発売した『北斗の拳』パッケージの真空パックは、同漫画の世代にウケているとか。
米だけで作った、味付けをしていないポン菓子も製造。1歳児から食べられるうえに、くず米を使う一般的なポン菓子と違って良質なお米だけを使っているため、お米のうまさが感じられるという商品。
▼おぐにビーフ
この地域で少しでも食通を自任している人なら誰でも知っている北斗市の牧場。自然に近い状態で育てられた黒毛和牛のおいしさは料理人にも広く知られており、数々の有名店で使用されています。
今回は手切りしたお徳用カルビのほか、手ごねハンバーグやローストビーフ、ソーセージ、メンチカツなど様々な加工品を出品。なかでも、コンロや炭火にかけてすぐ食べられるアルミ容器入りの牛すじ煮込みは注目の一品。野外でのバーベキューにもぴったりです。
▼イリエ船橋商店
たらこをはじめ、様々な水産加工品を手掛けてきた鹿部の水産会社。鹿部の土壌にある駒ケ岳の軽石を活かし、軽石の吸水力で魚の水分を抜く「軽石干し」を2017年12月から販売しています。
日光や温風などに当てて乾燥させる従来の干物と異なり、5度以下の低温で水分だけを抜くことができるため、うまみ成分が分解されにくく生臭さも出ないという素晴らしい商品。
いろいろお話を伺っていたら最後に商品をいただいてしまったため、さっそく七輪で焼いてみました。焼けた時のふっくら感とクセのないうまさは、ほかの干物とはまったく違います。袋から出した時の生臭さもなく、素手でつかんでも手が臭くならないのも驚きのポイント。
焼くのがめんどくさい人のために、軽石干しを焼いて真空パックにした新商品も登場。常温で保存できるだけでなく、常温のままおつまみや食事として食べられます。もちろん温めてもOK。GW中は鹿部の道の駅で飛ぶように売れたとか。
佐々木康弘
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