【フォトレポ】あとひと工夫がほしい「2019檜山フェス」2019/10/26

イベント繁忙期に公開が追い付かなかったイベントを年内のうちになるべくアップしておこうということで、2019年10月26日(土)に五稜郭タワーアトリウムで開催された「2019檜山フェス」のイベントレポートです。

こちらは、檜山7町の特産品展示販売をメインとしたイベント。「北海道桧山管内7商工会特産品利活用推進協議会」という名前の長い団体が主催となっています。

開催概要はこちら▼

【2019/10/26】2019檜山フェス
【追記】 イベントレポートを公開しました▼ ▼イベント名 2019檜山フェス ▼開催日時 2019年10月26日(土)10:0...

▼各町の特産品販売


アトリウムのステージ前に並べたテーブルで各町かせ持参した特産品を販売





知っている特産品もあれば初めて見た品もあり、同じ道南地域といえどもまだまだしらないものがあるなと実感します




▲なかなか珍しい、江差・浅野屋のパッションフルーツジャム



▲せたな産の「純粒うに」。うまみとほど良い塩気があって、クセのない塩うにでした


仕方のないこととはいえ、クルマで来たため結構種類が多かったお酒をひとつも試飲できなかったのは残念……

▼ステージ

ステージでは、歌手の木村香澄さんによる江差追分のライブと、マジシャン高野太吾さんによるマジックショーを上演。

ただ、本来ならステージを観覧するあたりの場所が物販で埋められているため、来場者はどこにいて良いかわからず、民謡の際は完全に遠巻きで見る形に。

物販もライブの間はストップしてしまい、商品を見に行くことすらできない雰囲気に。


一方、マジックショーの際は高野さんが「近くで見て」と呼びかけたためにお客さんがギュッと集まって盛り上がっている感は出ましたが、やっぱり物販はストップ。

これに関しては、主催者が根本的に会場設営のやり方を間違っているか、もしくは会場の選択を誤っていると言わざるを得ません。特産品のPRを目的にしたイベントで、ステージをやるたびに特産品PRがストップするなんてのは本末転倒です。その時にしか会場にいないお客さんもいるのだから、特産品の展示販売は常時行うべきだったと思います。次回はぜひ改善してほしい点です

▼ビンゴゲームで景品ゲット

イベントの最後には、会場で無料配布したビンゴカードで檜山の特産品が当たるビンゴゲームを開催。


なかなかそろわず、当たらないか……と思っていたところ、結構後半になってから豚肉のハンバークが当たりました……!柔らかくてとてもおいしかったです。ごちそうさまでした。

【感想】ある程度仕方ないこととは思うが、展示・販売する品目が「持ってきやすいもの」に偏りがちで、本当に7町の特産品を魅力あるしかたでPRできているのかが少々疑問。ポテンシャルのある地域であるだけに、もう少し工夫があればいいのに……と考えてしまう。

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。