【フォトレポ】疑問だらけの「まきばdeスイーツ in 城岱牧場」2019/10/5

イベント繁忙期に公開が追い付かなかったイベントを年内のうちになるべくアップしておこうということで、2019年10月5日(日)に七飯町の城岱牧場で開催された「まきばdeスイーツ in 城岱牧場」のイベントレポートです。

こちらは、眺めの良い城岱牧場で七飯産のスイーツを販売する(そして景色を眺めながら食べる)イベント。2018年に、当時七飯町にいた地域おこし協力隊の隊員が実質的に企画して初開催したイベントだったと記憶しています。

▼こちらが2018年の様子

「景色」と「スイーツ」という地域の素材をそのまま組み合わせただけのシンプルさが逆にぜいたくな印象を与える、そんなイベントとして非常に心に残りました。

そんなわけで、イベント立ち上げ時の隊員が町を去った後に開催される2年目にも期待を込めていたわけですが……

当日は他のイベントもありましたが、そちらを早めに切り上げて13時前に城岱牧場展望台に到着。

ところが、去年設置されていたようなテントは影も形もなく、スタッフのような人もまったく見当たりません。


狐につままれたような気分で展望台の中に入ってみても、誰一人いなければ何かを販売しているような気配もなし。


よくよく見まわしてみると、ホワイトボードにイベントのチラシと「完売」と書いた紙が貼られていました。せめて「完売しました」とか、「わざわざ来てくださったのにすみません」的な思いが伝わればまだ救われようというものですが、雑に「完売」とだけ書いた文字が絶妙に気分を逆なでしてきます。

イベント終了時刻は15時のはずですが、この時まだ13時。

確かにチラシには「スイーツがなくなり次第終了」と書かれてはいたものの、販売開始から2時間足らずで什器も含めてきれいさっぱり片付けが終わっているのはあまりにも早すぎます。販売数量があまりにも過少だったということでしょう。

呆然としている間にも、ウキウキで展望台に入って行き、戸惑った顔ですぐに出て来るお客さんを何組も見ました。

フードイベントなので、「遅く来たら買えない」こと自体は仕方がないことです。

ただ、民間イベントではなく七飯町商工観光課主催だっただけに、

・2年目なのにあまりにも販売数量を低く見積もりすぎた
・雑に「完売」と書いた紙を現地に貼りつけて良しとした姿勢
・開催前はFacebookで宣伝していたのに、完売の告知や終了報告を一切掲載しなかった

という3点については、反省していただきたいと思います。もし次回があれば、次こそはみんなに楽しんでもらえる催しとして再生してもらいたいです。

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。