2022年7月9日(土)~10日(日)開催の「元町マーケット」。元町公園に市内飲食店と生産者が出店し、飲食しながら青空の下で過ごせるイベントとして初めて企画されました。
5月には同じ主催者による「函館西部地区ブロックパーティー」が同じく元町公園で開催されましたが(レポート記事はこちら)、名前を変えたということは少し意味合いが違うということなのでしょう。
何が違うのかなーと思いつつ、初日の朝に足を運んでみました。
公園の入口で、早くも前回と違う点をひとつ発見。今回はイベントのポスターが貼られていました。
ふたつめの違う点。前回は函館山に向かって左側が会場でしたが、今回は右側(大階段下)が会場になりました。広い空間を広く使っています。
出店は、ほぼポスターにある通り。
▼十字屋珈琲、じゃがいもFACTORY
▼函館麦酒醸造所(ozigi)。イベントでクラフトビールが飲める贅沢。
▼尾木カリー&リッキーファーム
▼ポスターには載っていなかったキッチンガーデンマエダ。無農薬野菜と塩こうじなどを販売していました
▼豚丼ポルコ。キッチンカーで出店しているのを初めて見ました
▼gram。近年積極的にイベント出店されている印象です
▼このほか、函館モノクラのブースではものづくり体験や雑貨販売が行われていました。
▼浜辺の模様いいですね……!
▼ロボットダヨー
▼ちょっと気になった「BoLeRo Hakodate」。
カナダから移住した職人さんが、杉板を真っ黒になるまで焼いてから研磨し、美しい木目を出す「焼杉」の技法で作った装飾品などを販売しています。
間近で見るととてもかっこいいです。道南杉はカナダの木材より木目が美しく出るそうで、作品は外国人にとても人気があるのだとか。
こちらは制作過程の見本。いったん下半分のように真っ黒く焼いてから地道に磨き上げ、上のような状態にするそうです。う~ん、大変そう……。
興味深い作品に出合えて興味深いお話が聞けました。BoLeRo HakodateさんのInstagramはこちら → bolerohakodate
さて、今回の「元町マーケット」。空間を広く取ったこともあり、非常にゆったりした空気が流れていたように思います(時間帯的なものもあったのかもしれません)。ブロックパーティーのにぎわい感も好きでしたが、地元の人が出店するマーケットのゆるい雰囲気も、これはこれで別路線としていいと思いました。
最近はイベントがどんどんプロ化されてきており、10年前にはよく見たような、イベントに慣れていない商店が気まぐれに出店したり、農家が軽トラに野菜を積んだまま販売したりするような、敷居の低いイベント(注)がほぼ消滅してしまいました(今は街角NEW CULTUREがそれに近いと思います)。
「ゆるいマーケットイベント」の需要は出店側にも市民側にもまだまだあるはずなので、もしこのイベントがその方向性で発展していったらおもしろいなあと思いました。
(注)かつては、函館もりあげ隊の朝市、ヒトハコ市などがありました
元町マーケットの開催概要はこちら
7月のイベント一覧はこちら |
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佐々木康弘
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