新名物「きびだんごパイ」を買いにテングジール(天狗堂宝船直売店)へ!

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さっそく行ってきました、オープン初日の「テングジール」。

あの天狗堂宝船(七飯町)が手がける、初の直営店です。北海道のお菓子「きびだんご」でおなじみのあの会社。

場所は、かつての「北海道昆布館」。コロナ禍で閉館してからずっと空き家だったので、もしかしてこのまま廃墟になるのでは……と不安でしたが、いやー、ほんと良かった。

あの大きな建物を活かして、ただのお土産屋じゃなくて、「ちゃんと行く理由がある場所」にしてくれたのがありがたいですね。

お目当てはもちろん「きびだんごパイ」!

実は、以前どこかで桜餅入りのパイを食べたことがありまして、それがめちゃくちゃおいしかったので、食べる前から確信してました。「きびだんごパイ」、絶対うまいと。

案の定、焼き上がりにちょっと時間かかって、15分くらい待ちました。でもそれもまた良き時間。


▲きびだんごパイ

呼ばれて受け取った瞬間からバターの香りに包まれて、ひと口かじるとサクッ、とろ〜ん。
中からとろけ出すきびだんごがたまらん……!

「きびだんごそのものより好き」って思う人、きっと間違いなくいます。ドライブのおやつとして観光客にも人気出そう。


▲アップルパイ

そして、アップルパイも良かった。中に入ってるのは、天狗堂宝船の自社商品「レアフルりりんご」。この「レアフル」は、切ったりんごを真空パックして加熱殺菌した製品。

砂糖で煮てない分、りんごの酸味がちゃんと残ってて、とってもさわやか。アップルパイは世の中にたくさんありますが、差別化されててとっても良いと思います。

限定お菓子もスゴイ

さらに、ここ限定の「ふぞろいな林檎チョコ」。


▲ふぞろいな林檎チョコ

揚げたりんごにチョコがまぶしてあって、サクサク感とチョコのほど良い甘さがたまらない。正直、ちょっとビックリしました。こういうお菓子初めてかも。

見た目もかわいいし、お土産にも喜ばれそう。


▲ちょこもち3種

そして、「ちょこもち」。名前からしてもう勝ってるじゃんって感じですが、きびだんごやお餅をチョコで包んだ、こちらも限定品。今回は見送りましたが、絶対に次は買います。

きびだんごと餅菓子いろいろあります

そのほかにも、店内にはきびだんご山盛り、自社製品の餅菓子もいろいろあって、「おーすごいじゃん」ってなります。


▲いろいろなフレーバーの餅菓子


▲一口サイズの餅菓子製品もいろいろ


▲パッケージに浮世絵を描いたプロテインバー

道南各地のお土産品もいろいろ

さらに、道南各地のメーカーのお菓子や食品もいろいろ取り扱っています。


▲りんご箱を組み合わせた陳列スペース


▲ひこま豚の味付け


▲函館「Ozigi」のクラフトビール


▲昆布館を思い出させるようなコーナーも


▲道南のこだわり調味料もいろいろあります

アイテム数がすごく多いとは言いませんが、セレクトがいいです。ちゃんと「分かってる人」が選んでるセンス。

向かいの「道の駅なないろ・ななえ」と「男爵ラウンジ」ももちろん鉄板の立ち寄りスポットですが、この「テングジール」も小規模ながら良い立ち寄りスポットになりました。

札幌方面に向かうとき、わざわざ反対車線に曲がらずにスッと立ち寄れるっていうのも地味にありがたい。ドライブの途中休憩にもピッタリ。焼きたてパイを食べてほっと一息。最高すぎ。

あの建物が、「昔ここ昆布館だったよね」じゃなくて、「また行きたい、あのスイーツのとこ!」になる未来が見えそうです。

この記事を書いた人
佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。編集企画室インサイド代表。

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