王位戦おやつ「ロマネスク函館」が次の一手。老舗コラボでコーヒー革命

気になる函館・道南の話題

これ、ちょっとした事件です。

函館の和洋菓子店「はこだて柳屋」のパイまんじゅう「ロマネスク函館」に新味登場。
しかもコラボ相手が「函館美鈴」。

――とXで流れてきた瞬間、思いました。

……いやいやいや。その組み合わせ、強すぎない?

ということで、2月11日。発売日の朝。買いに行きました。

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ロマネスク函館、実はめちゃくちゃ強い

ロマネスク函館って、函館ではもはや説明不要レベルのお菓子なんですよね。

2020年の調査では、函館在住の80%以上が知っている。
2人に1人が食べたことがある。

強い。ほぼ国民的。じゃなくて、函館民的(?)

さらに2024年の第65期王位戦では、藤井聡太王位の対局おやつに選ばれて全国区へ。

地元でも強い。外でも強い。

現在のラインナップは

・こしあん
・焼チーズ
・林檎パイ
・ホワイト。

そのロマネスクが、第5の味。

これは、発売初日に買いに行って当然。

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このコラボ、ただのコラボじゃない

函館は、伝統的にコーヒー好きが多い街。コーヒー豆店も多い。

函館をそんな街に育てたお店のひとつが、函館美鈴。昭和7年創業。北海道で最も古いコーヒー豆店のひとつ。函館にどれだけコーヒー豆店があっても、美鈴の安定感・安心感はスゴイ。

つまり今回の構図は、「函館ご当地菓子の王道 × 函館コーヒーの象徴」。

これはちょっとハードルが上がりまくってますよ。

開封。いつもと違う。

袋を開けた瞬間、まず気づきます。

表面に入った切れ目。どこか刀の鍔のような造形。うっすらとかかったコーヒー色のアイシング。

そして側面。いつものパイの層というより、少しスコーン寄りの質感。

明らかに、いつもと違う。

たまたま「中の人」に聞きました

実は、ちょうど店の前で上の写真を撮影していたら、はこだて柳屋のXの「中の人」に遭遇。

少し話を聞くと、今回のコーヒー味は生地そのものが違うとのこと。コーヒー風味のあんをしっかり引き立てるため、あえて「しっかりめ」に仕上げたのだそう。

軽さよりも、味を支える力。狙って変えてきています。

ようやく、食べます

ひと口。

まず感じるのは、中の人にお聞きした通り、生地の密度。サクッというより、どしっと。

中のあんは、ガツンと苦いタイプではありません。

「あ、これコーヒーだ」と分かるけれど、主張しすぎない。普通のあんとは明らかに違う風味が、じわっと広がる感じ。

そして最後に効いてくるのが、表面のアイシング。ここがちゃんとコーヒー味で、全体をキュッと締める。

生地・あん・アイシング。三層で完成している設計。これは完成度高いですよ。

というわけで、食べるべし

ロマネスク函館「コーヒー」は、まさに函館を体現したお菓子。

これは、ちょっといい日の3時に食べたい。そして函館のお土産としても、話題になること間違いなし。

パイまんじゅうは全国にあります。でも、老舗コーヒー店「函館美鈴」の味をまとったパイまんじゅうは、ここだけ。

完成まで半年かかったという自信作。これは、ぜひ試しておきたい「一手」です。

※一部画像をはこだて柳屋Xよりお借りしました

リンク

和洋菓子 はこだて柳屋 X

はこだて柳屋公式サイト

この記事を書いた人
佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。編集企画室インサイド代表。

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