函館市港町のポールスターショッピングセンターで初めて開催された知内町のプロモーションイベント「しりうちフェア」に行ってきました。
何といってもイベントの目玉は、旬を迎えているカキとニラの販売。行列必至のため屋内での販売が難しいとのことで、屋外テントでの販売です。
殻付きカキの販売は9:30から整理券を配布。カキのむき身パックとニラは整理券なしでの販売でした
▲殻付きカキは1箱16個入りで2,300円、むき身パックは1パック400円
▲発泡箱にぎっしり詰まった殻付きカキ
▲むき身は150g入り
▲「北の華」ブランドで知られる知内ニラは1束140円、5束600円で販売
▲殻付きカキは1人1箱限定。殻付きカキとむき身の両方を購入するお客さんも多かったようです
▲ニラは1人5束まで
▼屋内では特産品販売など
屋内では特産品販売が行われたほか、木育コーナーや移住相談コーナーが設けられました
▲屋内での販売の様子。後ろではサブちゃんの映像が流れています
▲屋内での販売で人気を集めたのは、カキの照り感もさることながら掛け紙もかっこいい「牡蠣飯弁当」。かき小屋知内番屋による出品で、道外での催事でも人気商品となっているようです
▲冷凍カキフライや冷凍ホタテなどの加工品もいろいろ
▲知内ニラを使ったソーセージや餃子もありました
▲知内・帰山農園の特別栽培米「ゆきさやか」や、知内産のそばも
▲GLAYのTERUさんのTwitterでのつぶやきをもとに大ブレイクしたお菓子「ドン・デ・マカロニ」も知内町で作られています
▼無料で詰め放題……?
▲お子さまが自由に遊べる木育コーナーも設けられました
▲知内町と言えば農業と漁業のイメ―ジが強いですが、実は林業のまちでもあるとのこと
▲木のキーホルダーや箸作り体験のコーナーも設けられました
▲こちらは、木の切れ端が無料で詰め放題できるコーナー。知内町内の木材加工場で製材後に残った切れ端だそうです。大変な人気で、あっという間になくなりました
▼農業を始めたい人に手厚かった!
▲知内町役場による移住相談コーナーがあったので、どんな取り組みをしているか話を聞いてみました
▲聞いてわかったのは、知内町で新規就農を目指す人が農家として独立できるシステムが確立されているということ。
まず、独立就農に向けた2年間の研修を受けるか、農業法人で働いて賃金を受け取りながら5~6年の研修期間を経て独立就農を目指すかのどちらかを選ぶことができます。2年間の研修の場合は賃金はありませんが、国の給付金が年間150万円受け取れます。
研修期間中は、町が用意した住宅に格安で住めます。この春完成するピカピカの新築で、家賃は1DK1万5000円、1LDK2万円という安さ。しかも水道光熱費込みというからびっくり。
知内ではニラやトマトなどハウス栽培する作物が主流のため、天候不順などによる影響も受けにくく、トラクターなど初期設備投資もそれほどかからないというお話も。
さらには、新規就農者がいったい年間でどれだけ儲かるのかを示した資料まで用意されていました。ここで具体的な数字は書きませんが、ちょっと惹かれる額だったことだけ書いておきます。知内町で新規就農を目指す人という選択、結構ありだと思います。
※写真はすべて1月27日(土)撮影
【感想】知内のカキとニラの人気ぶりをあらためて思い知らされたイベント。牡蠣飯弁当は購入して写真を撮ろうと思っていたが、行列が長かったので時間の関係で断念した。たぶん、いや絶対おいしかったに違いない。
冷ケースにもいい商品がいろいろあったが、商品がぎゅっと詰まりすぎていてラベルやパッケージがよく見えないせいか、足を止める人が少なかった。もう少し隙間を設けるか、冷ケースの外に1個見本を出しておくともっとアピールできそう。
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佐々木康弘
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