函館駅隣接地で建設が進んでいた複合商業施設「HAKOVIVA(ハコビバ)」がいよいよ12月1日(日)にオープンすることに。事業主体である大和ハウスが11月13日に正式に発表しました。
▲建設中の風景(2019年9月)
ハコビバができるのは函館駅向かって右側、以前は駐車場として使用されていた場所。函館市所有地とJR北海道の所有地にまたがって建設されました。敷地面積は2991坪。中央に設けた広場「ハコビバスクエア」をコの字型に囲むように建てられたホテル棟・店舗棟・カフェ棟の3棟で構成されます。和洋折衷建築が特徴的な函館の歴史文化を踏まえ、「和」「洋」「クラシック」「モダン」の各要素を組み合わせた外観となっています。
▲ハコビバ外観イメージ
▲ハコビバ配置図
店舗棟1階には、昭和の函館の街並みを表現した「函館駅前横丁」がオープン。飲食や物販など15店舗が出店します。店舗棟2階には、函館初出店となる「GOLD’S GYM(ゴールドジム)」が入居。カフェ棟には、プティ・メルヴィーユとラーメンのおんじき庭本が出店します。
▲函館駅前横丁イメージ
ホテル棟にもローソンができるため、ハコビバにできる店舗はジムを含めて合計19店舗ということに。このうち、ローソンとプティ・メルヴィーユは11月29日に先行オープン。残る大半の店舗は12月1日にオープンしますが、一部の店舗は開業時期がずれ込む予定です。
▼店舗一覧表(11月11日現在)
なお、ハコビバは最大24店舗出店可能であり、現在も出店調整中の店舗があるとのこと。今後店舗が増える可能性もあります。
ホテル棟は、「ラ・ジェント・ステイ函館駅前」の名称で12月1日に開業。地上11階建てで、客室数は261室。天然温泉の大浴場や道南の食材を用いたレストラン、バーを備えます。
▲スイートルーム内観
駐車場は128台分を用意(料金などは未発表)。商業施設は年間約150万人、ホテルは年間約13万人の来場目標を掲げています。