この記事では、2015年3月22日(日)に五稜郭タワーアトリウムにて開催された新幹線関連イベント「北海道新幹線開業1年前イベントin函館・五稜郭」の様子を写真とともに紹介しています。このイベントでは、北海道日本ハムファイターズのスポーツ・コミュニティー・オフィサー稲葉篤紀さんのトークショーをはじめ、函館・渡島と胆振、日高、後志、檜山といった道内各方面の自治体とが一丸となって北海道新幹線開業に備えようとの意識醸成を促す催しが行われました。また、新幹線開業と同時にJR北海道から江差線木古内~五稜郭間を引き継ぐ第3セクター「道南いさりび鉄道」のロゴマークも発表されました。
会場外に設置された看板
▼地域PRステージ
苫小牧アイヌ文化保存会によるアイヌ古式舞踊
ムックリの演奏も
民謡のステージ。江差追分全国大会第44代優勝者の寺島絵美さんが歌った
▼高橋知事登壇
GLAYばりに両手を広げ、北海道一丸となって旅行者を迎えようと呼びかける知事
北海道新幹線とのタイアップを行っている各企業から高橋知事へ商品をプレゼントするセレモニー。
新幹線カラーに塗装した乗用車を道に無償貸与した企業も。
新幹線タイアップの取り組みを行っている各企業の代表者と高橋知事が並んで記念撮影
トークショーのゲスト、稲葉篤紀さんが登壇。高橋知事からのねぎらいの言葉とファイターズへの激励のメッセージに笑みをこぼす稲葉さん
稲葉さんの登場で客席は大変な盛り上がりに
▼稲葉篤紀さんトークショー
あちこちから飛ぶ「稲葉さーん!」の声に応えて笑顔を見せる
ファイターズは飛行機での移動が中心なので大変だと話す稲葉さん。新幹線が札幌まで延伸すれば、仙台まですぐに新幹線で行けるようになるとも
「今年は優勝します、僕がと言うのは簡単だが、現実的には3位以上は狙えると思う。そこから後押しするために応援して欲しい」とコメント
中田翔については「素直ないい子」の評。「ガムはもう少しきれいに噛んだらどうかとも思うし言いもしたが、本人の問題」と、うるさく批判する考えはないと表明。礼儀正しいに越したことはないかもしれないが、それで今の若者が付いてこれるのか、野球が伸び伸びできるのかは疑問、とも。
七飯町出身の鍵谷投手については「今年は顔つきがいい。野球選手は調子がいいと顔つきが良くなる」と期待を込めた。
函館開催が平日1試合であることについて司会者から詰められ、「わかりました。選手側も1試合だけでまた移動というのは大変なんです。球団に言っておきます。でもダメだったらごめんなさい」と述べる場面も。
▼道南いさり火鉄道ロゴマーク発表
社名公募で「道南いさりび鉄道」の名前を応募した人の中から代表者1名に記念品を贈呈
続いて、関係者一同でロゴマークを序幕
函館デザイン協議会によ解説では、五稜郭~木古内間の風景を何度も車窓から見て考案したとのエピソードが話された
▼ご当地キャラもいろいろ登場
チロべし(後志)。OLさんの制服か何かかと思ったら、ソムリエの衣装らしい
じゃが太くん(倶知安町)
北海道新幹線開業PRキャラクター「どこでもユキちゃん」と北海道観光PRキャラクター「キュンちゃん」
ゲームのキャラクターで、海外で人気になっているという忍者のキャラクター「モーリィ」
ほっくー(北洋銀行)
▼PRブースなど
五稜郭タワーアトリウム内に、道内各地域のPRブースなどが並んだ
新幹線のPRパネル展示
なにやら楽しそうな、道南と青森の魅力対決のガイドパンフレットがあった
地域の特産品を試食販売していたブースも
試食販売していた「じゃが太くん」
どこでもユキちゃんのペーパークラフトコーナー
北海道新幹線タイアップ商品の紹介展示
新幹線ラベルの缶ビール
瓶ビールやカップ麺のラベルにも新幹線が描かれた
どこでもユキちゃんの焼印が押されたパン
アンケートの景品としてもらえたパン。後ろの「どこでもユキちゃん」に似てる?
会場で配布されたティッシュとシール
2016年3月開業「道南いさりび鉄道」のティッシュもゲット
The following two tabs change content below.
ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。