【フォトレポ】「北海道・木育フェスタ」で鹿とアスパラがウマすぎた!

イベントレビュー

最近はこのサイトでイベントレポートを書くことがめっきり減ってしまいましたが、今回は「行く前はよく分かんなかったけど、行ってみたら超よかった!」というイベントを体験したので記録しておきます。

それがこちら。「北海道・木育フェスタ2025 第75回北海道植樹祭」。

事前情報で、
・北海道が主体のイベントらしい
・全道各地で毎年やってる植樹祭を今年は函館でやるというのがメインらしい
・植樹祭は事前申込制
・それに付随して、申込不要で誰でも参加できるブース出展がある

ということは分かったのですが、初めてのことなので規模感などはよく分からず、「まあなんか、普段できないことができればいいな」くらいの気持ちで会場に向かいました。

当サイトの告知記事はこちら▼

なかなかの規模感

会場に着いてみると既に植樹は始まっていましたが、今回は申し込んでいないのでそちらはスルー。ブース出展のほうに目をやると、……

何か分からないけど楽しそうな雰囲気……!と思う間もなく、協賛企業ブースからペットボトル入りの水をいただきました。

来ただけで何かもらえるイベント、大好き!(正直な感想)

木に関する展示や体験がいろいろ

木育のイベントということで、木で作った作品の展示販売や、体験のブースがたくさん立ち並んでいます。

▲木のカヌーに乗る鹿さんたち


▲インテリアに良さそうな木の飛行機


▲屋外用の蚊取り線香掛け。何げないんだけど素朴なおしゃれ感があります


▲子ども用のイスが作れる木工コーナー、人気がありました


▲木で作った(というか塗った)のり巻、なぜかすごく惹かれる……


▲道南杉の時計もめちゃめちゃいい感じ

木について学んだり募金したり


▲こちらは身近な木の特徴などが分かりやすく学べる展示


▲身近な木々の輪切りが1人1枚もらえました。何か小さいものを飾る台座に良さそう


▲こちらは200円以上「緑の募金」に募金するとガチャが回せるブース。シマエナガのピンバッジとロゴ入りのサコッシュが当たりました

大盤振る舞いがやってきた

端からブースをひとつずつ見ていき、目の前に現れた表示がこちら。

苗の無料配布!? しかも、山林に植樹するような立派な針葉樹を?


▲さすがに植える場所がないと軽々しい気持ちではもらえないかなとということもあってか、あまり減ってはいませんでした。

が、せっかくなのでひとつもらってきてさっそく鉢に植えました。大きくなったらどこかに植えます(?)

その隣のブースには、ホダ木からにょきにょき生えたシイタケが……!

こちら、なんと、原木にシイタケの種菌を打ち込む体験ができて、しかもそれを無料で持ち帰れるというコーナーです。すごい。

そんな機会なかなかないぞ、ということでさっそく種菌を打ち込み、おみやげとしてもらってきました(しっかり水がしみ込んでいてとんでもなく重かったです)。

帰ってきてから調べたら、早くても来年の秋にならないとシイタケは生えてこないそうで、気長に待ちます。

野菜と函館産のエゾ鹿と

地元野菜の販売コーナーもありまして。

とれたての七飯産アスパラが1束350円! 地物アスパラは太さと甘さが全然違いますよね!

ちょっと珍しい「ふっくりんこ玄米緑茶」は、賞味期限が近いとのことで1本50円で販売。せっかくなので飲んでみます!

野菜を通り過ぎて目に入ったのがこちら。新鮮ゆでアスパラが200円、ゆでアスパラと鹿グリルセットが700円。迷わずいけよ、行けばわかるさ。

ということで、「ゆでアスパラと鹿グリルセット」を購入。


▲まず、アスパラが太い! マジで自分の親指の一番太いところと同じか、それよりちょっと太いくらい。

そして、エゾ鹿は大きめの鹿ソーセージ半分と、その場で焼き上げたローストエゾ鹿の厚切りが4枚?5枚?くらい入ってます。重さは図ってないけどヤバい量。写真で見るより、ぎっしりたっぷり。

アスパラをかじると、シャキッと音がするくらいシャキシャキで、噛むと同時にアスパラの中の水分が口の中に飛び出てくるほどのみずみずしさ。そして、甘い。ガチで甘い。野菜が嫌いな人でもスイーツ感覚で食べられるくらい。

エゾ鹿ソーセージも、深い旨みと滋味豊かな風味があって、ビールに合うこと間違いなし。エゾ鹿ソーセージにありがちな「脂が少なくてぼそぼそとした硬い食感になりがち」という欠点を克服していて、好きな人が多い味だと思います。

そして真打のエゾ鹿ロースト。まず、柔らかい。そして旨い。はっきり言ってローストビーフより何倍も上。鉄臭さも一切なし。このエゾ鹿食べちゃったら、そんじょそこらのエゾ鹿料理じゃ満足できなくなるレベル。

ちなみに今回のエゾ鹿は、「函鹿」ブランドでエゾシカ肉を販売している函館市銭亀町のエゾシカ肉処理施設「ソバージュ ド 函館」の提供でした。

▼函館市「おいしい函館」内の紹介記事(函館イベント情報局の佐々木が取材した記事です)

▼ソバージュド函館公式

このアスパラとエゾ鹿のセット、700円で食べられるものじゃなかったです。普通に考えて1,000円以上。東京のイベントだったら1,500円以上はするかなというレベルでした。

木のイベントに来て、こんなうまいものに出会えるとは。いい日でした。

今日の成果はこちら!

200円しか使ってないのにこんなにいろいろいただきまして。このほか、苗木とシイタケの原木も無料でもらえたので、めちゃめちゃお得なイベントでした。行ってみて良かったー!

もうひとつの成果。長靴を履いた謎キャラクター「芽森(めもりー)」くん? に初めて遭遇しました。

よく見たら「緑の募金に協力してね」と書いてありますね。「200円募金したらガチャ回せますよ」との勧誘にホイホイと応じて募金したけど、この子のために使われるんだったのかー(多分違う)