【レビュー】2017/1/26 吉田類さん登壇「2017ふゆトピア・フェアin函館」

▼ふゆトピア展示会

▼様々な分野における冬対策の技術や製品・情報などの展示会。道内・道外合わせて33の企業と団体が出展した
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▼幾らでも風を通しそうに見えるが、すぐ裏に送風機があるのに真ん前に立ってもほとんど風を感じないほど高い防風効果を持つネット。一切風を通さない壁のようなものを立てた場合、風は壁を乗り越えていくだけなので、壁の高さの2倍の距離まで離れるとほとんど元と同じ風が吹くのだという。その点、適度に風を逃がすネットが優れているのだとか
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▼乗用車にも搭載され始めているモニターカメラのデモ。周囲が見にくい除雪車でも、6個のカメラを付けることで360度確認できるようになったという
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▼ロボットの顔みたいなこちらは、人間だけを見分けて運転者に警告するカメラ。建設機械や除雪車などの後部や死角に搭載することで事故を防ぐ。2つのカメラで立体的に対象物をとらえることにより、人間の形状を認識するという
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▼遠赤外線を発することで雪を溶かすという発想の融雪装置。ロードヒーティングのような大がかりな工事が必要ないことなどがメリット
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▼あらかじめプログラムされた365日の太陽の動きに合わせて動くことで発電効率を上げた太陽光発電装置
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▼フォークリフトに取り付ける除雪用アタッチメント
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▼アルミ製の雪押し。軽い上に耐久性がある
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▼国道などの道路脇にある柵のようなものの進化形。太陽光パネルでLEDを光らせることで、夜間の誘導灯代わりになる。ちなみにこの柵は、風の向きを路面に向けることで道路上の雪を吹き飛ばすためにあるらしい。一番下の青い部分は、空気の流れを調節することで、従来よりも道路上の雪を吹き飛ばす効果を高めたもの
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▼同時開催として、物販やパネル展などが行われた。道南いさりび鉄道と北海道新幹線のブースには、発表されたばかりの「ながまれ海峡号の旅」旅行商品グランプリ受賞のプレスリリースがあった
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▼世の中のどこにも出回っていない、ながまれ号と新塗装車両のNゲージ。元の車両(キハ40形)をいさりび鉄道の社員さんが塗装したという完全オリジナル
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▼物販コーナー
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▼函館の歴史に詳しい人なら思わずうなる、土木学会北海道支部のパネル展。箱館戦争の際には新選組が守備し、明治に入ってから函館港整備のために取り壊された弁天台場(弁天砲台)の図面が……!
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▼弁天台場と埋立地(現在の函館どつく周辺)を重ね合わせた図面も
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2日目の27日(金)は、除雪機械展示・実演会(函館競馬場)とふゆトピア展示会(函館アリーナ)などが行われます。詳細は公式サイトで。

※この記事の写真は、取材申し込みをした上で撮影しています

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佐々木康弘

佐々木康弘

ライター、時々カメラマン。物を書いたり写真を撮ったり、それらを編集したりすることを仕事にしています。函館市内と近郊で、年間100件ほどのイベントに足を運んでいます。編集企画室インサイド代表。