函館から車で約1時間、漁業の町「鹿部(しかべ)町」で2025年5月17日に開催された「鹿部うまいもの祭り」に行ってきました。会場は、道の駅しかべ間歇泉公園。
結論から言うと、「本当に鹿部のうまいものが集まってた」「オペレーションが良かった」「しろっぷ(お笑いコンビ)ががんばってた」の三拍子そろっていて、とても満足できました。
というわけで当日の様子を記録として載せていきます。さらっと流し読みしてもらえたらうれしいです。
開幕30分前に到着するも……
イベントは10時スタートなので、30分前に会場へ到着しました。
さっそく、開幕と同時に配布される「海鮮汁」振る舞い(数量限定)の行列に並びます。並ぶと同時に札が配られました。後から横入りができないうえに、後ろのほうの人が「せっかく並んだのに足りなくてもらえなかった」ということもなくなる、とても良いシステム。
10時の開幕と同時に行列はスイスイ進み、鹿部海鮮汁を無事受け取りました。ぷりっぷりのすり身、とってもおいしかったです。
うまいものゲットだぜ
海鮮汁をもらった来場者が、一気に各ブースに並び始めます。負けじとブース巡りに出かけてきます。
こちらはむきホタテの販売ブース。鹿部「海鮮商店」さんの商品。800g入りで1,000円というウソのようなお値段。
デデーン。むきホタテ800g。帰宅後、お刺身にしたりフライにしたり蒸し焼きにしたりと、思う存分ホタテ料理をいただけました。
こちらは鹿部特産甘エビの唐揚げ。
これは本当にうまい。居酒屋のエビ唐揚げだっておいしいけど、比べられないレベル。まず、殻が硬くなくて頭からパリパリと食べられる上に、身がぎっしり。身はホクホクとした食感。ビールがあれば無限に食べられそう。
そしてそして。鹿部のイベントでもめったにお目に掛かれない海鮮ラーメン。甘エビ、灯台ツブ、ホタテ、海藻入り。とんこつベースのスープがめちゃめちゃおいしいのです。
こちらは、おそらくイベント初登場のフィッシュ&チップス。おいしかったです。おいしかっただけに、イモの産地や品種、魚の種類が書いてあったらありがたみが増したなと思いました。
ホタテとイカ入り、海鮮焼きそば!見た目は普通っぽいですが、明らかにだしの味がしました。昆布だし使ったのかな?
こちらは一印高田水産の「柳たこ唐揚げ」。前浜でとれたタコを使い、注文を受けてから揚げてくれます。
柔らかくてほどよく食感があって、うまみもあって最高です。見た目にインパクトがあると、さらに受けそうな気がします!
そして、最近推されている「かんけつせんラムネ」。よく振ってから開けると、間歇泉のように吹き出します(たぶん)。この日は肌寒かったですが、暑い日にはぴったりですね。
まだまだほかにも……
鹿部特産のホタテを使った焼きホタテコーナー。いったん道の駅の温泉蒸し窯で火を通してから焼くという方法が採用されていて、以前に比べて大幅にオペレーションが改善されていました。
こちらはおでんコーナー。
左上はツブ串。鹿部の灯台ツブでしょうか。
「しろっぷ」おもしろかった!
この日のイベントには、北海道を拠点に活動するお笑いコンビ「しろっぷ」が来場。場内を巡ってレポートや進行を行っていたほか、鹿部を題材にしたオリジナルの漫才を披露していました。
テレビやラジオでなじみはありましたが、実際に間近で拝見して、結構好きになりました。こういう地方の仕事を一生懸命やってくれて、しかも今日1回しか使わないご当地ネタをわざわざ作ってきてくれるなんて、好感しかありません。楽しかったです。
さて、この日は通常有料の間歇泉ゾーンも無料開放。まあまあ寒くなってきたので、足湯に浸かって温まりました。
屋外に出たところで、鹿部町と周辺のキャラクターに遭遇。軽石をイメージしたカールス君といずみちゃん、シンプルな造形がいいですよねえ。
最後にスクラッチくじ引きで、道の駅で使える商品券が当たりました……!さっそく、タコの頭を細切りにした「たこうどん」を買って帰りました。