函館・近郊でイベントが集中しまくった週末。
すべてを回ることはできないので、日曜(5月18日)は、朝に日本ハムファイターズ2軍の公式戦の球場外の盛り上がりを見学し、その後に五稜郭公園内で行われている箱館五稜郭祭を見に行くという予定でスタートしました。
いざ千代台公園へ
というわけで着きました。千代台公園。
この千代台も、幕末には陣屋があり、箱館戦争では激戦の舞台となった場所。五稜郭祭が行われている日に、同じく箱館戦争ゆかりの地で平和的な熱戦が繰り広げられるっても何だか意味深いです。
そんなうんちくはさておき、球場外には屋台が立ち並んでいます。
が、1軍の試合が来ていた時代や、2021年東京オリンピック期間に函館で開催された「プロ野球エキシビションマッチ」の時に比べると、だいぶ少なめです。1軍もまた来てほしいですけどね。
今回珍しかったのは、Fビレッジ限定というシャウエッセンホットドッグのキッチンカー。そう言われるとちょっと気になる……
気分を盛り上げるためか、キッチンカーの横にはエスコンフィールドの撮影用パネルがありました。
本当はその横に新庄監督の等身大パネルもありました。せっかくなら記念撮影したかったのですが、風が強かったせいなのか、新庄監督のパネルは真ん中で真っ二つに分離したまま倒れていまして(左下に見えているのがその一部です)。誰か後で気付いて直してくれたのでしょうか……
さて、こちらはファイターズグッズの物販テント。
公式しっぽは2,700円。道南・鹿部町出身の伊藤大海投手の名前入りタオルは完売してました……!
そうこうしているうちに、公園の一角でファイターズガールのステージが始まりました。
出演していたのは、橋本莉々花さんと鈴木志織さんのおふたり。
ダンスが素晴らしいのはもちろんのこと、キラキラした笑顔で会場を盛り上げていて、やっぱりエンタメの世界でプロとしてお仕事している方が来てくれて、子どもたちにその技を見せてくれるのってすごくいいなあと思いました。
今度テレビで見たら、「函館に来てくれた2人だー」と覚えておくようにします!
この後、白百合中学校の吹奏楽演奏を聞いてから、五稜郭へ向かいました。
五稜郭公園内での箱館五稜郭祭へ
箱館五稜郭祭は今年で56回目。どうやら過渡期らしく、土方歳三コンテストと行啓通での維新行列・戦闘パフォーマンスは昨年で終了。
北海道新聞みなみ風に載った関係者のコラムによると、2026年以降の新たな形はまだ検討段階とのことで、2025年はできる範囲での開催という位置付けだそう。具体的には、今年は1日目の碑前祭以外は五稜郭公園内でのステージがメインとなっていました。
そんなこんなで五稜郭公園に到着。公園内のステージに向かうと……
新選組とゆかりが深い東京・日野市の「日野ちばい塾」による、巻き藁の試し斬りが披露されていました。わざわざ遠くからありがとうございます……!
その後、函館野外劇の会の皆さんによる「予告編」的な超抜粋上演もあり、五稜郭祭っぽさを盛り上げてくれました。
この前後にもいろいろステージがありましたが、時間的な問題とあまりにも寒い問題で、ここまでで引き上げ。このほか、公園内では五稜郭祭の企画の一環としてコスプレイベント「マスカレード」が開催され、さまざまなアニメやゲームなどのコスプレイヤーさんでにぎわっていました。
もうひとつ、今回の五稜郭祭にブース出展するとの記事を見て気になっていたのがこちら。
『城郭合体オシロボッツ』のオシロボット「五稜郭」、五稜郭祭にブース出展!
……と言われても全然知らないので、行けば何か分かるかなと思って立ち寄ってみました。
なんかデカいバナースタンドありました。
何か長机の上に並べていたものの値段が書いていなかったり、趣旨を説明しているようなものが何も置いていなかったりして、「?」となりつつも「何か売ったりしているんですか?」と尋ねたら、タオルや御城印などを販売しているとのこと。チラシとカードももらいました。どうやら風が強かったせいで最小限にしか並べられなかったみたい。
せっかくなので、御城印を1枚購入しました。が、これを書くために後から調べたら、オシロボットのSNSをフォローしたらロゴステッカーがもらえたとの情報が。
マジかよ何か配布してそうなステッカーが机の上にあるなあと思ったんだよなあ。「これもらえるんですか」って聞けばよかった。
とりあえず、これから『オシロボット』が全国で流行っていくことを願いつつ、チラシとカードと御城印を大切に保管しておきます。
以上、箱館戦争ゆかりの地2カ所を巡って楽しく過ごした5月18日(日)の記録でした。