高校生が発案した「街ガチャin函館」
「もし函館で街ガチャをやるなら、何を入れるだろう?」
実は、これまで何度かそんな妄想をしたことがあります。やきとり弁当とラッピと市電と、あと、たとえばシゲちゃんすしの3色の軒先テントとか?
――思い浮かべるのは簡単でも、実際に商品化となると、企業との交渉やデザイン、製造など、ハードルがいくつもあるはず。正直、アイデアだけで終わっていました。どこに置いてもらえるか問題も大きいし。
でも、そんな「いつかやってみたい」を、本当に実現させた高校生たちがいます!
函館商工会議所の創立130周年記念事業の一環として、函館西高校の生徒たちと、カプセルトイを手がけるfunboxの協力により、「街ガチャin函館」が6月27日(金)から販売開始されることが発表されました!
ていうか街ガチャって何?
街ガチャって何? という方のために簡単に説明すると、ご当地の名所や名物をアクリルキーホルダーにしてカプセルトイに詰め込んだもので、観光客にも地元民にも人気のシリーズ。
ご当地ガチャとも呼ばれ、全国各地で人気を集めています。
▲こちらは浅草文化観光センターにあった街ガチャ
西高生が選んだ、函館の“推し”10連発!
今回登場するのは、函館の魅力を詰め込んだアクリルキーホルダー全10種類。
すべて西高生によるアイディアで、実際にアンケートや投票を行って厳選したとのことです。学校の探求活動の一環として街ガチャの制作を考案し、函館商工会議所に相談を持ち込んだのだとか。
ラインナップはこちら!
- ハセガワストア「やきとり弁当」
- こどものくに観覧車
- 函館市電ハイカラ號
- 五稜郭タワー
- 小田島水産食品「いか塩辛」
- 函館牛乳
- 金森赤レンガ倉庫
- 函館山ロープウェイ
- 大泉潤 函館市長(オリジナル写真使用!)
- はこだてビール
特に注目したいのが、「大泉市長」のキーホルダー。
こちらも完全に生徒たちのアイディアで、市長が掲げる「ようこそ函館」の文字も、なんと西高生による手書き! 写真もこの企画のために撮り下ろしたものという本気っぷりです。
設置場所は市内9カ所、観光のついでにガチャ旅も!
ガチャが設置される場所は、以下の9カ所。市内観光とあわせて「函館ガチャめぐり」も楽しめそう!
- JR函館駅
- キラリス函館
- 五稜郭タワー
- 函館山ロープウェイ(山麓駅)
- 金森赤レンガ倉庫
- 函館西波止場
- 函館空港(観光案内所)
- あいす118
- 函館商工会議所
価格は1回300円(税込)。支払いはQRコード決済のみなので、スマホをお忘れなく!
※対応サービス:PayPay / 楽天ペイ / d払い / au PAY / メルペイ / ゆうちょPay / WeChat Pay / Alipay
「やってみたい」をカタチにした高校生たちに拍手!
街ガチャは今や全国各地にありますが、ここ函館でも、ついにその波が来ました。
しかも、地元高校生の発案で、地元企業と連携し、商品化までたどり着いたという点が何よりも特別。この街に住む若者たちの目線で、「函館ってこれだよね!」が詰まっています。
私自身、街ガチャを作ってみたいと思っていたからこそ、「街ガチャin函館」の実現がとてもうれしいです。
「街ガチャin函館」は2025年6月27日(金)から、市内各施設のオープン時間に合わせて販売スタート!
全10種、1回300円(QRコード決済のみ)
函館の魅力が、手のひらサイズで回せるなんて。
これはもう、回すしかないっ!!



